ピクセル キャッシュの削除 (Clear Pixel Cache) (データ管理)

サマリー

モザイク データセットと関連付けられたピクセル キャッシュを削除します。

[ピクセル キャッシュの有効化] パラメーターをオンにした状態で [モザイク データセットにラスターを追加 (Add Rasters to Mosaic Dataset)] ツールを実行することで、モザイク データセット用のピクセル キャッシュを生成できます。 ピクセル キャッシュにより、クラウド上または低速のネットワーク接続型ストレージ (NAS) にあるラスターを参照するモザイクに対する解析を表示および実行するときのパフォーマンスが向上します。 キャッシュがローカル コンピューターに格納され、パフォーマンスが向上します。

使用法

  • このツールでは、ピクセル キャッシュを削除することで、モザイク データセットの生成済みのキャッシュを管理できます。

    注意:

    マップ内でモザイク データセットを開いている場合、キャッシュは削除できません。

  • モザイク データセットを確認するときには、ピクセル キャッシュがソースから再生成されます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
モザイク データセット

削除するピクセル キャッシュを含む入力モザイク データセット。

Mosaic Layer
指定日以前に生成
(オプション)

この日付より前に生成されたすべてのキャッシュが削除されます。

Date

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
モザイク データセット

ピクセル キャッシュが削除された状態の更新済みモザイク データセット。

Mosaic Layer

arcpy.management.ClearPixelCache(in_mosaic_dataset, {generated_before})
名前説明データ タイプ
in_mosaic_dataset

削除するピクセル キャッシュを含む入力モザイク データセット。

Mosaic Layer
generated_before
(オプション)

この日付より前に生成されたすべてのキャッシュが削除されます。

Date

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_mosaic_dataset

ピクセル キャッシュが削除された状態の更新済みモザイク データセット。

Mosaic Layer

コードのサンプル

ClearPixelCache の例 1 (Python ウィンドウ)

以下は、ClearPixelCache 関数を実行する Python サンプルです。

import arcpy

arcpy.management.ClearPixelCache("c:\\test\\outputdatabase.gdb\mosaicdataset", "10/24/2018 4:15:38 PM")
ClearPixelCache の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

以下は、ClearPixelCache 関数を実行する Python スクリプト サンプルです。

#===========================
#Clear Pixel Cache
'''Usage: ClearPixelCache_management(in_mosaic_dataset, {generated_before})'''

import arcpy

#Clear Pixel Cache
mdname = r"c:\test\Clearpixelcahce.gdb\mosaicdataset"
date = "10/25/2018"


arcpy.management.ClearPixelCache(mdname, date)

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

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