軌道データセットへのデータ追加 (Add Data To Trajectory Dataset) (データ管理)

サマリー

既存の軌道データセットに軌道データを追加します。

使用法

  • サポートされている軌道タイプは、Sentinel-3 SRAL、Sentinel-6、Cryosat-2、および ICESat-2 です。軌道プロダクトと変数の詳細については、「軌道タイプ プロパティ」をご参照ください。

  • サポートされている入力ファイル形式は netCDF と HDF (.nc ファイルと .hdf ファイル) です。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
軌道データセット

データを追加する軌道データセット。

Trajectory Layer
軌道タイプ

追加するデータ タイプを指定します。

  • Cryosat-2 - Cryosat-2 データが追加されます。
  • ICESat-2 - ICESat-2 データが追加されます。
  • Sentinel-3 SRAL - Sentinel-3 SRAL データが追加されます。
  • Sentinel-6 - Sentinel-6 データが追加されます。 これがデフォルトです。
Raster Type
入力データ

入力ファイルまたはフォルダー。 入力には netCDF または HDF (.nc ファイルまたは .hdf ファイル) を指定できます。

Workspace; File; WCS Coverage; Image Service; Map Server; WMS Map; Table View; Raster Layer; Mosaic Layer; Terrain Layer; LAS Dataset Layer; Layer File; WMTS Layer
入力データ フィルター
(オプション)

入力データのフィルター。 デフォルトは、[軌道タイプ] パラメーター値によって決まります。 カスタム フィルター条件を指定することもできます。 たとえば、値に STD_ を指定すると、ファイル名が STD_ で始まるファイルがフィルター処理されます。

String
サブフォルダーも含む
(オプション)

[入力データ] サブフォルダー内のデータを検索して追加するかどうかを指定します。

  • オン - すべてのサブフォルダーを検索してデータを追加します。 これがデフォルトです。
  • オフ - トップレベル フォルダーのみを検索してデータを追加します。
Boolean
補助入力
(オプション)

[軌道タイプ] パラメーター値によって決まるプロパティ。 サポートされているプロパティ名は、ProductFilterFrequencyPredefinedVariables、および Variables です。 各プロパティ名に関連付けられたサポート対象の値のリストについては、「軌道タイプ プロパティ」をご参照ください。

Value Table

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
軌道データセット

更新された軌道データセット。

Trajectory Layer

arcpy.management.AddDataToTrajectoryDataset(in_trajectory_dataset, trajectory_type, input_path, {filter}, {sub_folder}, {aux_inputs})
名前説明データ タイプ
in_trajectory_dataset

データを追加する軌道データセット。

Trajectory Layer
trajectory_type

追加するデータ タイプを指定します。

  • Cryosat-2 - Cryosat-2 データが追加されます。
  • ICESat-2 - ICESat-2 データが追加されます。
  • Sentinel-3 SRAL - Sentinel-3 SRAL データが追加されます。
  • Sentinel-6 - Sentinel-6 データが追加されます。
Raster Type
input_path
[input_path,...]

入力ファイルまたはフォルダー。 入力には netCDF または HDF (.nc ファイルまたは .hdf ファイル) を指定できます。

Workspace; File; WCS Coverage; Image Service; Map Server; WMS Map; Table View; Raster Layer; Mosaic Layer; Terrain Layer; LAS Dataset Layer; Layer File; WMTS Layer
filter
(オプション)

入力データのフィルター。 デフォルトは、trajectory_type パラメーター値によって決まります。 カスタム フィルター条件を指定することもできます。 たとえば、値に STD_ を指定すると、ファイル名が STD_ で始まるファイルがフィルター処理されます。

String
sub_folder
(オプション)

input_path サブフォルダー内のデータを検索して追加するかどうかを指定します。

  • SUBFOLDERSすべてのサブフォルダーを検索してデータを追加します。 これがデフォルトです。
  • NO_SUBFOLDERSトップレベル フォルダーのみを検索してデータを追加します。
Boolean
aux_inputs
[aux_inputs,...]
(オプション)

trajectory_type パラメーター値によって決まるプロパティ。 サポートされているプロパティ名は、ProductFilterFrequencyPredefinedVariables、および Variables です。 各プロパティ名に関連付けられたサポート対象の値のリストについては、「軌道タイプ プロパティ」をご参照ください。

Value Table

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_trajectory_dataset

更新された軌道データセット。

Trajectory Layer

コードのサンプル

AddDataToTrajectoryDataset (スタンドアロン スクリプト)

Cryosat-2 軌道タイプを使用して、軌道ファイルを空の軌道データセットに追加します。

# Import system modules
import arcpy
from arcpy.ia import *

# Set local variables
in_trajectory_dataset = r"C:\temp\trajectory_data.gdb\trajectory_dataset"

input_path = r"C:\data\Cryosat\CS_OFFL_SIR_LRM_2__20210301T000738_20210301T001611_D001.nc"

# Execute
trajectory_output = arcpy.management.AddDataToTrajectoryDataset(in_trajectory_dataset, 
		   "Cryosat-2", input_path, "*CS_*.nc", "SUBFOLDERS", None)

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