| ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力 GPX ファイル | 変換対象の入力 *.gpx ファイル。 | File |
出力フィーチャクラス | 出力ポイント フィーチャクラス。 | Feature Class |
出力タイプ (オプション) | 出力フィーチャクラスのジオメトリ タイプを指定します。
| String |
サマリー
*.gpx ファイル内のポイント データをフィーチャに変換します。
使用法
このツールは、*.gpx ファイル内のポイント データをフィーチャに変換します。 *.gpx ファイルは、ポイントをウェイポイントまたはトラックとして格納します。 ウェイポイントは、一般的に関連のない単一のポイントです。トラックは、ルートや始点と終点を持つ関連ポイントのコレクションで構成されます。 収集されるポイントのタイプは、WPT (ウェイポイント) または TRKPT (トラッキング ポイント) の値を使用して、出力 Type フィールドで指定します。 ウェイポイントでは、ポイントごとに名前と説明を指定できます。 トラッキングでは、ポイントごとではなく、トラッキングに名前と説明を関連付けます。
[出力タイプ] パラメーターで [ポイント] を選択した場合、出力フィーチャには、ジオメトリ (標高または Z 値を含む) と次の属性フィールドが含まれます。
- Name
- Descript
- Type
- Comment
- Symbol
- Elevation
- DateTimeS- 文字列データ タイプ。
- DateTime- 日付データ タイプ。 シェープファイルは、日付と時間を両方含む日付フィールドのタイプをサポートしていません。サポートされているのは (時間のない) 日付だけです。 出力シェープファイルには、DateTimeS フィールドのみが作成されます。 その他のすべての出力形式タイプでは、日付形式が XML 時間標準に従っている限り、DateTime フィールドが作成されます。 ほとんどの*.gpxファイルは XML 時間標準に従っています。 シェープファイルとその制限事項の詳細については、「ジオプロセシングでのシェープファイル出力の注意事項」をご参照ください。
[出力タイプ] パラメーターで [ポリラインとしてトラッキング] を選択した場合、このツールは、入力 *.gpx ファイル内のトラッキング ポイント (TRKPT) から出力ポリライン フィーチャを作成します。 Name フィールドに基づいて一意のトラックが作成されます。 出力フィーチャには、ジオメトリ (標高または Z 値を含む) と次の属性フィールドが含まれます。
- Name
- Descript
- Type
出力ポイントまたはポリラインは、WGS84 座標系で生成されます。 出力フィーチャは、[投影変換 (Project)] ツールを使用して、別の座標系に再投影できます。
1.0 および 1.1「Topografix GPX」スキーマの両方がサポートされます。 これらのスキーマのどちらにも従っていないファイルは変換されません。
[フィーチャ → GPX (Features To GPX)] ツールを使用すると、ポイント フィーチャクラスを *.gpx ファイルに変換できます。 または、「ArcGIS Data Interoperability エクステンション」で GPX 出力を作成することもできます。
パラメーター
arcpy.conversion.GPXtoFeatures(Input_GPX_File, Output_Feature_class, {Output_Type})| 名前 | 説明 | データ タイプ |
Input_GPX_File | 変換対象の入力 *.gpx ファイル。 | File |
Output_Feature_class | 出力ポイント フィーチャクラス。 | Feature Class |
Output_Type (オプション) | 出力フィーチャクラスのジオメトリ タイプを指定します。
| String |
コードのサンプル
次の Python スニペットでは、Python ウィンドウから .gpx ファイルをフィーチャに変換します。
import arcpy
arcpy.conversion.GPXtoFeatures('c:\\GPX_Files\\Hike.gpx', 'c:\\gisData\\Hike.shp', 'POINTS')