障害時の再試行回数 (環境設定)

障害時の再試行回数環境を優先するツールは、特定ジョブの処理中に障害が発生したときに、同じワーカー プロセスを指定した試行回数だけ再試行します。

使用上の注意

  • 場合によっては、ラスター解析の並列ジョブを実行中に障害が発生します。
  • たとえば、ツールがカスタムの Python ラスター関数コードで実行されている場合、ワーカー プロセスが画像の特定部分を処理中に、サードパーティーの Python コードによってメモリ エラーなどの障害が発生することがあります。
  • ワーカー プロセスを再試行すると、解析ジョブを回復できます。

ダイアログの構文

  • [障害時の再試行回数] - ワーカー プロセスが失敗した場合に再試行する回数。 デフォルトは 0 です。

スクリプトの構文

arcpy.env.retryOnFailures = retry_on_failures

パラメーター説明

retryOnFailures

特定のジョブを処理中に障害が発生したときに、ワーカー プロセスが再試行される回数。 デフォルトは 0 です。

retryOnFailures 構文

スクリプトの例

import arcpy

# Set the retry on failure to 3
arcpy.env.retryOnFailures = 3