レポートを Excel にエクスポート (Export Report To Excel) (データ管理)

サマリー

ArcGIS AllSource のレポートまたはレポート ファイルMicrosoft Excel ファイル (.xlsx) にエクスポートします。

レポートの詳細

使用法

  • このツールは、ArcGIS AllSource プロジェクトのレポートまたはレポート ファイル (.rptx) から、Excel ファイルを作成します。

  • レポートまたはレポート ファイル定義内にクエリが存在する場合、既存のクエリに式が追加されます。

  • このツールは、レポート全体をエクスポートすることに加えて、特定のページをエクスポートするために、ページ範囲設定をサポートしています。

  • このツールは、開始ページ番号および総ページ数を変更するためのカスタム ページ番号オプションをサポートしています。

  • このツールでは、複数のシートにまたがるレポート セクションをエクスポートできます。

  • このツールでは、画像エレメント、アタッチメント、マップ フレーム、チャート フレーム、補足ページをエクスポートすることはできません。 このツールではテキストとグラフィックスがエクスポートされます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力レポート

入力レポートまたは .rptx ファイル。

Report; File
Excel ファイル

出力される Excel ファイル。

File
(オプション)

レコードのサブセットを選択するために使用される SQL 式。 この式は、既存の式に加えて適用されます。

SQL Expression
行の高さの調整
(オプション)

セルのコンテンツに合わせて行の高さを調整するかどうかを指定します。

  • オン - セルのコンテンツに合わせて行の高さを増減します。 これがデフォルトです。
  • オフ - セルのコンテンツに合わせて行の高さを増減しません。

Boolean
セルのマージ
(オプション)

コンテンツに合わせて Excel ファイルのセルをマージするかどうかを指定します。

  • オン - コンテンツに合わせて Excel ファイルのセルがマージされます。 これがデフォルトです。
  • オフ - コンテンツに合わせた Excel ファイルのセルのマージは行われません。

Boolean
垂直の空白を削除
(オプション)

余分な空白を出力 Excel ファイルから削除するかどうかを指定します。

  • オン - 余分な空白が出力 Excel ファイルから削除されます。 これがデフォルトです。
  • オフ - 余分な空白が出力 Excel ファイルから削除されません。

Boolean
格子線の表示
(オプション)

出力 Excel ファイルでシートを表示しているときに格子線を自動的に表示するかどうかを指定します。

  • オン - 出力 Excel ファイルでシートを表示しているときに格子線が自動的に表示されます。 これがデフォルトです。
  • オフ - 出力 Excel ファイルでシートを表示しているときに格子線は表示されません。

Boolean
サポートされていない数値形式をテキストとしてエクスポート
(オプション)

サポートされていない数値形式をテキストとしてエクスポートするかどうかを指定します。

  • オン - サポートされていない数値形式がテキストとしてエクスポートされます。
  • オフ - サポートされていない数値形式が一般 Excel データ タイプとしてエクスポートされます。 これがデフォルトです。

Boolean
シートのエクスポート
(オプション)

各レポートをシートにエクスポートする方法を指定します。

  • すべてのレポート セクションを 1 つのシートすべてのレポート セクションが 1 つのシートにエクスポートされます。 これがデフォルトです。
  • サブレポートごとに 1 つのシート各サブレポートが別個のシートにエクスポートされます。
  • レポート ページごとに 1 つのシート各レポート ページが別個のシートにエクスポートされます。
String
ページ範囲タイプ
(オプション)

エクスポートするレポートのページ範囲を指定します。

  • すべてのページすべてのページをエクスポートします。 これがデフォルトです。
  • 最後のページ最後のページのみをエクスポートします。
  • 奇数ページ奇数ページのみをエクスポートします。
  • 偶数ページ偶数ページのみをエクスポートします。
  • カスタムのページ範囲カスタムのページ範囲は、[カスタムのページ範囲] パラメーター値を使用してエクスポートされます。
String
カスタムのページ範囲
(オプション)

[ページ範囲タイプ] パラメーターが [カスタムのページ範囲] に設定されている場合にエクスポートするページ。 個別のページ、範囲、またはその組み合わせを、「1, 3-5, 10」などのように、カンマで区切って設定できます。

String
初期ページ番号
(オプション)

ページ番号のオフセットを作成してレポートの最初にページを追加するための、レポートの初期ページ番号。

Long
最終ページ番号
(オプション)

Excel ファイルの最後のページに表示されるページ番号。

Long

arcpy.management.ExportReportToExcel(in_report, out_xlsx_file, {expression}, {adjust_row_height}, {merge_cells}, {remove_vertical_whitespace}, {display_gridlines}, {export_unsupported_formats_as_text}, {sheet_export}, {page_range_type}, {custom_page_range}, {initial_page_number}, {final_page_number})
名前説明データ タイプ
in_report

入力レポートまたは .rptx ファイル。

Report; File
out_xlsx_file

出力される Excel ファイル。

File
expression
(オプション)

レコードのサブセットを選択するために使用される SQL 式。 この式は、既存の式に加えて適用されます。

SQL Expression
adjust_row_height
(オプション)

セルのコンテンツに合わせて行の高さを調整するかどうかを指定します。

  • ADJUST_ROW_HEIGHTセルのコンテンツに合わせて行の高さを増減します。 これがデフォルトです。
  • NO_ADJUST_ROW_HEIGHTセルのコンテンツに合わせて行の高さを増減しません。
Boolean
merge_cells
(オプション)

コンテンツに合わせて Excel ファイルのセルをマージするかどうかを指定します。

  • MERGE_CELLSコンテンツに合わせて Excel ファイルのセルがマージされます。 これがデフォルトです。
  • NO_MERGE_CELLSコンテンツに合わせた Excel ファイルのセルのマージは行われません。
Boolean
remove_vertical_whitespace
(オプション)

余分な空白を出力 Excel ファイルから削除するかどうかを指定します。

  • REMOVE_WHITESPACE余分な空白が出力 Excel ファイルから削除されます。 これがデフォルトです。
  • NO_REMOVE_WHITESPACE余分な空白が出力 Excel ファイルから削除されません。
Boolean
display_gridlines
(オプション)

出力 Excel ファイルでシートを表示しているときに格子線を自動的に表示するかどうかを指定します。

  • DISPLAY_GRIDLINES出力 Excel ファイルでシートを表示しているときに格子線が自動的に表示されます。 これがデフォルトです。
  • NO_DISPLAY_GRIDLINES出力 Excel ファイルでシートを表示しているときに格子線は表示されません。
Boolean
export_unsupported_formats_as_text
(オプション)

サポートされていない数値形式をテキストとしてエクスポートするかどうかを指定します。

  • VALUE_AS_TEXTサポートされていない数値形式がテキストとしてエクスポートされます。
  • RAW_VALUEサポートされていない数値形式が一般 Excel データ タイプとしてエクスポートされます。 これがデフォルトです。
Boolean
sheet_export
(オプション)

各レポートをシートにエクスポートする方法を指定します。

  • ALLすべてのレポート セクションが 1 つのシートにエクスポートされます。 これがデフォルトです。
  • SUBREPORT各サブレポートが別個のシートにエクスポートされます。
  • PAGE各レポート ページが別個のシートにエクスポートされます。
String
page_range_type
(オプション)

エクスポートするレポートのページ範囲を指定します。

  • ALLすべてのページをエクスポートします。 これがデフォルトです。
  • LAST最後のページのみをエクスポートします。
  • ODD奇数ページのみをエクスポートします。
  • EVEN偶数ページのみをエクスポートします。
  • CUSTOMカスタムのページ範囲は、custom_page_range パラメーター値を使用してエクスポートされます。
String
custom_page_range
(オプション)

page_range_type パラメーターが CUSTOM に設定されている場合にエクスポートするページ。 個別のページ、範囲、またはその組み合わせを、「1, 3-5, 10」などのように、カンマで区切って設定できます。

String
initial_page_number
(オプション)

ページ番号のオフセットを作成してレポートの最初にページを追加するための、レポートの初期ページ番号。

Long
final_page_number
(オプション)

Excel ファイルの最後のページに表示されるページ番号。

Long

コードのサンプル

ExportReporttoExcel の例 (Python ウィンドウ)

次のスクリプトでは、レポートが .xlsx ファイルにエクスポートされます。

a = arcpy.mp.ArcGISProject('current')
r = a.listReports('Sites')[0] # Find the report
arcpy.management.ExportReportToExcel(r, r"C:\temp\SiteList.xlsx") # Export report to xlsx

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

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