ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力 3D フィーチャ | Z 値が欠損している 3D ラインまたはポリゴン フィーチャ。 | Feature Layer |
出力フィーチャ | プレースホルダーの Z 値が更新される出力フィーチャ。 | Feature Class |
プレースホルダーの値 | フィーチャのジオメトリに含まれる、欠損または不明の情報を表す Z 値。 | Double |
サマリー
欠落している Z 値の情報を表すプレースホルダー値を持つ 3D ラインまたはポリゴン頂点の Z 値を更新するフィーチャを作成します。
図

使用法
Z 対応のフィーチャは必ず各頂点に Z 値がありますが、特定の値は Z 値が不明なことを示すプレースホルダーを表すことがあります。 このツールは、同じフィーチャに含まれている他の頂点から Z 値の情報を抽出し、それらの頂点の Z 値に割り当てます。 ライン フィーチャの場合、計算される Z 値は内挿または外挿により取得できます。ポリゴン フィーチャの場合、この値は内挿で取得されます。
それぞれのフィーチャクラスには、作成時にデフォルトの Z 値が割り当てられています。 このデフォルト値は、フィーチャクラスの作成時に [出力データのデフォルト Z 値] 環境を設定することでコントロールできます。 何も指定されないと、デフォルト値は 0 です。しかし、予測される Z 値の情報の範囲に 0 が含まれる場合、デフォルト値の 0 は混乱を引き起こすことがあります。 混乱を避けるため、データの予測される Z 座標の範囲外にあり、一意に識別可能なデフォルト値、たとえば -9999 を割り当てることを検討してください。
パラメーター
arcpy.ddd.CalculateMissingZValues(in_features, out_feature_class, placeholder)
名前 | 説明 | データ タイプ |
in_features | Z 値が欠損している 3D ラインまたはポリゴン フィーチャ。 | Feature Layer |
out_feature_class | プレースホルダーの Z 値が更新される出力フィーチャ。 | Feature Class |
placeholder | フィーチャのジオメトリに含まれる、欠損または不明の情報を表す Z 値。 | Double |
コードのサンプル
次のサンプルは、Python ウィンドウでこのツールを使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.ddd.CalculateMissingZValues("Parks.gdb/hiking_trails", "Parks.gdb/hiking_trails_updatedZ", -9999)