選択オプションを使用して、フィーチャを対話的に選択するときの選択ツールや他の基本設定のデフォルト設定をカスタマイズできます。
選択オプションはアプリケーション設定であり、 すべてのプロジェクトに適用されます。 アプリケーション設定にアクセスするには、[プロジェクト] タブをクリックし、[オプション] をクリックします。 [オプション] ダイアログ ボックスの [選択] タブをクリックして、次のデフォルトの対話型選択オプションを設定できます。
- [選択色] - 選択したフィーチャの色を指定します。 デフォルトはシアンです。 デフォルトの選択色を元の値に戻すには、[リセット] ボタンをクリックします。
- ポリゴンの場合のみ、必要に応じて、選択色と塗りつぶしをその内部に適用できます。 ハッチ塗りつぶしまたはソリッド塗りつぶしのいずれかを選択できます。 デフォルトでは、ソリッド塗りつぶしの透過表示は 60 パーセントです。 透過表示は、カラー パレットの [色プロパティ] で変更できます。
- 個々のレイヤーのデフォルトの選択色は、[レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスを使用してオーバーライドできます。
- [選択条件モード] - デジタイズしたシェープを使用してフィーチャを選択する方法を指定します。 次の 2 つのオプションがあります。
- 選択グラフィック シェープに部分的または完全に含まれているフィーチャを選択します。 これがデフォルトです。
- 選択シェープに完全に含まれているフィーチャを選択します (2D のみ)。
- [選択組み合わせモード] - 複数のフィーチャを選択したときの動作を指定します。 これは、次の 4 つのオプションのいずれかに構成できます。
- 選択ツールでデジタイズするたびに、フィーチャの新しい選択セットを作成します。 これがデフォルトです。
- 現在の選択セットに追加します (Shift キーを押しながらクリック)。
- 現在の選択セットからフィーチャを削除します (Ctrl キーを押しながらクリック)。
- 現在の選択セットからフィーチャを選択します (Ctrl + Shift キーを押しながらクリック)。
- [現在の選択セットでレイヤーおよびテーブルを保存] - プロジェクトを再び開くときに、レイヤーまたはテーブルの選択を保持します。 このオプションはデフォルトで有効になっています。
- [選択時に描いた図形をグラフィックスとして表示] - 選択した図形を描画した後、選択した図形のグラフィックスを保持します。 これは、動的で対話的な選択をさらに行う場合に便利です。 グラフィックスをクリックして新しい場所にドラッグすると、選択が更新されます。 グラフィックスのハンドルの 1 つをクリックしてドラッグすることで、グラフィックスのサイズを変更することもできます。
- [選択チップの表示] - 一致しているフィーチャや重なり合っているフィーチャを選択すると、ポインターの近くに選択チップが表示されて選択リストが示されるかどうかを制御します。選択リストが示されると、必要なフィーチャをクリックできます。 このオプションはデフォルトで有効になっています。
- [新しい選択セット作成時に非表示フィーチャの選択を維持] - オフにしたレイヤーの選択セットを維持してから、新しい選択を行います。
- [クリックした位置にバッファーを作成してその中のフィーチャを含める] - 1 クリックによる選択を実行するときに適用するバッファーの大きさ (ピクセル単位) を制御します。 デフォルト値は [3] ピクセルです。 2D マップでは円形のバッファーが適用され、3D シーンではキューブが使用されます。 これは、ポップアップを識別するときにも使用できます。