レイアウトのマップ フレームに追加できる格子線には、経緯線、方眼格子線、MGRS グリッド、インデックス格子線、カスタム格子線の 5 つのタイプがあります。 格子線タイプを組み合わせて、マップ上に複数の座標系を表示することもできます。 たとえば、UTM (ユニバーサル横メルカトル) 方眼格子線と経緯線を同じマップ フレームに表示し、別々のシンボル表示を行うことができます。
経緯線、方眼格子線、MGRS グリッド、インデックス格子線は、いずれも格子線をギャラリーから選択することで追加されます。 デフォルトでは、ギャラリーには基本的な経緯線、方眼格子線、MGRS グリッド、インデックス格子線があります。 プロジェクトに、格子線を持つスタイルが含まれている場合、これらの格子線もギャラリーで使用可能になります。 ただし、カスタム格子線は、マップ フレーム内のポリゴン レイヤーかライン レイヤーに基づいているため、他の格子線の種類とは異なる方法で追加されます。
経緯線、方眼格子線、MGRS グリッド、インデックス格子線の追加
経緯線、方眼格子線、MGRS グリッド、またはインデックス格子線をマップ フレームに追加するには、次の手順を行います。
- アクティブなレイアウト ビューで、[コンテンツ] ウィンドウのマップ フレームを選択します。
- [挿入] タブの [マップ フレーム] グループで、[格子線] をクリックします。
- 格子線をギャラリーから選択します。格子線がマップ フレームに追加されます。
- 必要に応じ、[コンテンツ] ウィンドウで格子線を右クリックして、[プロパティ] を選択し、格子線をカスタマイズします。
[エレメント] ウィンドウに、更新できる格子線のプロパティが表示されます。
- さらに格子線と経緯線を追加するには、この手順を繰り返します。
注意:
インデックス格子線は等面積で分割されていなければならないため、四角形のマップ フレームでのみ使用できます。
カスタム格子線の追加
カスタム格子線を追加するには、次の手順に従います。
- アクティブなレイアウト ビューで、[コンテンツ] ウィンドウのマップ フレームを選択します。
- [挿入] タブの [マップ フレーム] グループで、[格子線] をクリックします。
- [新しいカスタム格子線] を選択します。カスタム格子線がマップ フレームに追加されます。
- [コンテンツ] ウィンドウでカスタム格子線を選択し、右クリックして [プロパティ] を選択します。
- [エレメント] ウィンドウの [レイヤー] ドロップダウン リストから、格子線のベースとなるマップ フレーム内のレイヤーを選択します。
交差するフィーチャによって格子線ラベルが作成されるため、レイヤーはマップ フレームのエッジと交差している必要があります。 レイヤーがエッジと交差していない場合、交差するまでマップ フレームの範囲を調整します。
- [エレメント] ウィンドウの [コンポーネント] タブ に切り替えます。
- [ラベル] コンポーネントを選択します。
- 格子線ラベルのベースとなるフィールドを、[フィールド] ドロップダウン リストから選択します。 必要に応じて [条件式] ボタン を使用し、ラベリング用の Arcade 条件式を記述します。