この関数を使用して、別のラスター内で定義されたゾーンおよびテーブル内で定義されたゾーンに依存する値のマッピングに基づいて、ピクセルをラスターに再マッピングすることができます。
備考
この関数は、分類画像内で領域を再分類するために使用されます。
パスを属性テーブルに貼り付けて、[ゾーン属性テーブル] パラメーターに入力を指定します。
パラメーター
パラメーター名 | 説明 |
---|---|
対象ラスター (必須) | 再分類するピクセル値を含むシングルバンド ラスター入力。 |
ゾーン ラスター | 各ピクセルが特定の位置に関連付けられたゾーンを定義する、シングルバンド ラスター。 ゾーンは、入力データ内において、同じ値を持つすべてのエリアとして定義されます。 エリアは連続していなくてもかまいません。 |
ゾーン属性テーブル (必須) | 3 つ以上のフィールドを含んでいるテーブル。 最小閾値、最大閾値、およびターゲット値が存在する必要があります。 ターゲット値は、再分類された値が格納されるフィールドです。 ファイルの形式は、ArcGIS がサポートするフィーチャクラス、フィーチャ サービス、またはテーブル タイプにすることができます。 |
ゾーン フィールド | ゾーン ID 値が格納される、[ゾーン属性テーブル] 内のフィールド名。 ゾーン ID 値は、ゾーン ラスター内のゾーン ID に直接関連付けられています。 ゾーン ID 値は、再分類時に、別のレベルのフィルタリングを提供します。 テーブル内の特定のレコードに関連付けられたゾーン ID が存在しない場合、ゾーン ID 値は再分類に関与しません。 |
最小値フィールド名 | 最小値を含んでいるフィールド名。この値を超える入力ピクセルが再分類されます。 未指定のままにした場合、またはフィールド値が NULL の場合、ピクセル値は最小値に対してテストされません。 |
最大値フィールド名 | 最大値を含んでいるフィールド名。この値を下回る入力ピクセルが再分類されます。 未指定のままにした場合、またはフィールド値が NULL の場合、ピクセル値は最大値に対してテストされません。 |
出力値フィールド名 | ターゲット値を含んでいるフィールド名。入力ピクセルは、この値に再分類されます。 未指定のままにした場合、またはフィールド値が NULL の場合、再分類されたピクセル値は [デフォルト出力値] に設定されます。 |
背景値 | 入力ピクセルが再分類される前の出力ラスターの初期ピクセル値。 |
デフォルトの出力値 | [ゾーン属性テーブル] に設定された条件をいずれも満たさないピクセルに割り当てられる値。 [出力値フィールド名] パラメーターを未指定のままにした場合、または [ゾーン属性テーブル] 内の対応するゾーン閾値の出力値を未指定のままにした場合も、この値が出力ピクセルの値になります。 |
Where 句 | [ゾーン属性テーブル] に適用されるオプションのクエリ。 例として上のテーブルを使用した場合、クエリは Variable1 = 'bare earth' AND Variable2 = 'California' となります。 |