時空間ポイントから内挿 (Interpolate From Spatiotemporal Points) (Image Analyst)

Image Analyst ライセンスで利用できます。

サマリー

時系列ポイント データを多次元ラスターに内挿します。

使用法

  • [時間集約] パラメーターを使用してポイントが時間別にグループ化されます。

  • ある時間内のすべてのポイントを内挿に使用して、出力多次元ラスターにスライスが作成されます。

  • このツールでは、時空間で内挿された変数が格納された多次元ラスターが結果として返されます。

  • このツールは次の内挿法をサポートしています。

    • IDW - 距離の逆数の 2 乗で重み付けされたポイントの平均から出力が計算されます。 検索範囲は出力セル サイズの 20 倍です。
    • TIN 化 - 入力ポイントから構成される不規則三角網からリニア内挿を使用して出力が計算されます。
    • 平均 - 入力ポイントの平均を使用して出力が計算されます。
    • 中央値 - 入力ポイントの中央値を使用して出力が計算されます。
    • Natural neighbor - 入力ポイントから構成される不規則三角網からnatural neighbor 内挿を使用して出力が計算されます。
    • 最近隣 - 出力セルの中心から最も近いポイントを使用して出力が計算されます。
    • 二次 - 二次関数を使用して出力が計算されます。

      二次方程式

      ここで、x,y は測定ポイントの位置、t は測定時間です。 この関数は出力セル内のすべての測定値に適合され、反復最小二乗法を使用して係数が推定されます。 各セルの出力値は、出力セルの中心座標と日付が与えられた二次関数から推定されます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力時系列データセット

入力ポイント レイヤー、軌道レイヤー、または軌道データセット。

Trajectory Layer; Feature Layer; Mosaic Dataset; Mosaic Layer
変数フィールド

変数の値が格納されているフィールド。

String
時間フィールド

時間値が格納されているフィールド。

String
時間集約
(オプション)

出力多次元ラスターの時間集約を指定します。 内挿アルゴリズムは、これらの期間内の使用可能なすべてのデータを使用して出力スライスを計算します。

  • 毎日データ値が毎日の時間ステップに集約されます。 これがデフォルトです。
  • 毎週データ値が毎週の時間ステップに集約されます。
  • 毎月データ値が毎月の時間ステップに集約されます。
  • 毎四半期データ値が毎四半期の時間ステップに集約されます。
  • 毎年データ値が年次時間ステップに集約されます。
String
セル サイズ
(オプション)

出力セル サイズ。 デフォルトでは、セル サイズは入力ポイント フィーチャの範囲の幅または高さ (どちらか短い方) を 250 で割った値になります。

Double
内挿法

使用する内挿法を指定します。

  • IDW逆距離加重内挿法を使用します。
  • TIN 化TIN 化内挿法を使用します。
  • 平均平均内挿法を使用します。
  • 中央値中央値内挿法を使用します。
  • Natural NeighborNatural Neighbor 内挿法を使用します。
  • 最近隣最近隣内挿法を使用します。
  • 二次二次内挿法を使用します。
String

戻り値

ラベル説明データ タイプ
出力ラスター

出力多次元ラスター データセット。

Raster Dataset

InterpolateFromSpatiotemporalPoints(in_dataset, variable_field, time_field, {temporal_aggregation}, {cell_size}, interpolation_method)
名前説明データ タイプ
in_dataset

入力ポイント レイヤー、軌道レイヤー、または軌道データセット。

Trajectory Layer; Feature Layer; Mosaic Dataset; Mosaic Layer
variable_field

変数の値が格納されているフィールド。

String
time_field

時間値が格納されているフィールド。

String
temporal_aggregation
(オプション)

出力多次元ラスターの時間集約を指定します。 内挿アルゴリズムは、これらの期間内の使用可能なすべてのデータを使用して出力スライスを計算します。

  • DAILYデータ値が毎日の時間ステップに集約されます。 これがデフォルトです。
  • WEEKLYデータ値が毎週の時間ステップに集約されます。
  • MONTHLYデータ値が毎月の時間ステップに集約されます。
  • QUARTERLYデータ値が毎四半期の時間ステップに集約されます。
  • YEARLYデータ値が年次時間ステップに集約されます。
String
cell_size
(オプション)

出力セル サイズ。 デフォルトでは、セル サイズは入力ポイント フィーチャの範囲の幅または高さ (どちらか短い方) を 250 で割った値になります。

Double
interpolation_method

使用する内挿法を指定します。

  • IDW逆距離加重内挿法を使用します。
  • TRIANGULATIONTIN 化内挿法を使用します。
  • MEAN平均内挿法を使用します。
  • MEDIAN中央値内挿法を使用します。
  • NATURAL_NEIGHBORNatural Neighbor 内挿法を使用します。
  • NEAREST_NEIGHBOR最近隣内挿法を使用します。
  • QUADRATIC二次内挿法を使用します。
String

戻り値

名前説明データ タイプ
out_raster

出力多次元ラスター データセット。

Raster Dataset

コードのサンプル

InterpolateFromSpatioTemporalPoints の例 1 (スタンドアロン スクリプト)

この例では、標高ポイント データを多次元ラスターに内挿します。

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import *

#Check out the ArcGIS Image Analyst extension license
arcpy.CheckOutExtension("ImageAnalyst")

# Set local variables
in_dataset = "icesat_trajectory"
out_raster = r"C:\temp\icesat_surface.crf"
variable_field = "elevation"
time_field = "Time"
temporal_aggregation = "Daily"
cell_size = 5000
interpolation_method = "Quadratic"

# Execute
interpolation_output = arcpy.ia.InterpolateFromSpatiotemporalPoints(in_dataset, out_raster, variable_field,
		       time_field, temporal_aggregation, cell_size, interpolation_method)

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