関係演算ツールの詳細

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

Image Analyst ライセンスで利用できます。

関係演算ツールは、複数の入力値を比較し、False の場合はブール値 0、True の場合はブール値 1 を返します。 入力ラスターはセルごとに評価されます。

関係論理演算を実行するツールには、[Equal To][Not Equal][Greater Than][Greater Than Equal][Less Than][Less Than Equal] の 6 つがあります。

関係演算ツールのロジック

Equal To

両方の値が等しい場合、出力は 1 になります。 両方の値が等しくない場合、出力は 0 になります。

 Input1 = Input2, Output = 1
 Input1 ≠ Input2, Output = 0

Not Equal

両方の値が等しくない場合、出力は 1 になります。 両方の値が等しい場合、出力は 0 になります。

 Input1 = Input2, Output = 0
 Input1 ≠ Input2, Output = 1

Greater Than

最初の入力値が 2 番目の入力値より大きい場合、出力は 1 になります。 それ以外の場合は 0 が出力されます。

 Input1 > Input2, Output = 1
 Input1 = Input2, Output = 0
 Input1 < Input2, Output = 0

Greater Than Equal

最初の入力値が 2 番目の入力値以上の場合、出力は 1 になります。 それ以外の場合は 0 が出力されます。

 Input1 > Input2, Output = 1
 Input1 = Input2, Output = 1
 Input1 < Input2, Output = 0

Less Than

最初の入力値が 2 番目の入力値より小さい場合、出力は 1 になります。 それ以外の場合は 0 が出力されます。

 Input1 > Input2, Output = 0
 Input1 = Input2, Output = 0
 Input1 < Input2, Output = 1

Less Than Equal

最初の入力値が 2 番目の入力値以下の場合、出力は 1 になります。 それ以外の場合は 0 が出力されます。

 Input1 > Input2, Output = 0
 Input1 = Input2, Output = 1
 Input1 < Input2, Output = 1

NoData の処理

入力セルのいずれかの値が NoData の場合、出力値は NoData になります。

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