履歴管理の無効化 (Disable Archiving) (データ管理)

サマリー

ジオデータベース フィーチャクラス、テーブル、またはフィーチャ データセットの履歴管理を無効にします。

使用法

• 履歴管理はエンタープライズ ジオデータベースのみでサポートされています。ファイルおよびパーソナル ジオデータベースは、履歴管理をサポートしていません。

• 入力データセットはデータの所有者として確立されたデータベース コネクションから取得する必要があります。

パラメーター

ダイアログ

ラベル	説明	データ タイプ
入力データセット	履歴管理を無効にするジオデータベース フィーチャクラス、テーブル、またはフィーチャ データセット。	Table; Feature Class; Feature Dataset
履歴テーブルを保持 (オプション)	現時点以外からのレコードを保持するかどうかを指定します。テーブルまたはフィーチャクラスがバージョン対応登録されている場合、履歴テーブルが利用できます。データがバージョン対応登録されていない場合、_h が追加された履歴情報を含むテーブルまたはフィーチャクラスが作成されます。 オン - 現時点以外からのレコードを保持します。これがデフォルトです。 オフ - 現時点以外からのレコードは保持されず削除されます。	Boolean

派生した出力

ラベル	説明	データ タイプ
更新された入力データセット	更新された入力データセット。	テーブル; フィーチャクラス; フィーチャ データセット

Python

arcpy.management.DisableArchiving(in_dataset, {preserve_history})

名前	説明	データ タイプ
in_dataset	履歴管理を無効にするジオデータベース フィーチャクラス、テーブル、またはフィーチャ データセット。	Table; Feature Class; Feature Dataset
preserve_history (オプション)	現時点以外からのレコードを保持するかどうかを指定します。 テーブルまたはフィーチャクラスがバージョン対応登録されている場合、履歴テーブルもフィーチャも有効になります。 データがバージョン対応登録されていない場合、テーブルまたはフィーチャクラスは履歴情報を含めて作成されます。新しいデータセットの名前は、_h が付加された入力と同じ名前です。 PRESERVE—現時点以外からのレコードを保持します。これがデフォルトです。 DELETE—現時点以外からのレコードは保持されず削除されます。	Boolean

派生した出力

名前	説明	データ タイプ
out_dataset	更新された入力データセット。	テーブル; フィーチャクラス; フィーチャ データセット

コードのサンプル

DisableArchiving (履歴管理の無効化) の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで DisableArchiving ツールを使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.DisableArchiving_management("Database Connections//sam.hills", "PRESERVE")

DisableArchiving (履歴管理の無効化) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のスクリプトは、スタンドアロン スクリプトで DisableArchiving ツールを使用する方法を示しています。

# Name: DisableArchiving_Example.py
# Description: Disable archiving on a dataset

# Import system modules
import arcpy

# Set local variables
in_dataset = "C:/Data/connections/intense.sde/intense.carbine.bike_routes"

# Run program
desc = arcpy.Describe(in_dataset)
if desc.isArchived == True:
  arcpy.DisableArchiving_management(in_dataset)
  print('Successfully disabled archiving on: {0}'.format(in_dataset))
else:
  print('Archiving has already been disabled.')

環境

現在のワークスペース