テーブル → Excel (Table To Excel) (変換)

サマリー

テーブルを Microsoft Excel ファイル (.xls または .xlsx) に変換します。

使用法

  • 出力ファイルの拡張子で出力 Excel 形式が制御されます。 拡張子が .xls の場合、ファイル形式は Excel バイナリ ファイル形式になります。 拡張子が .xlsx の場合、ファイル形式は Office Open XML になります。

  • .xls ファイルでは、行数と列数が 65535 行と 256 列に制限されています。

  • 出力される Excel ファイルには、複数のシートを含めることができます。 各シートの名前は、対応する入力テーブルの名前から .xls または .xlsx ファイル拡張子を除いた名前になります。

    注意:

    ワークシートの表示順序は、パラメーターにリストされている順序と同じになります。 名前が重複している場合、それぞれの名前を一意に保つために、シート名に番号が付加されます。

  • テーブルの変換時に、Timestamp オフセット フィールドが ISO 8601 文字列値として Excel に書き込まれます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力テーブル

Excel ファイルに変換するテーブル。

Table View
出力 Excel ファイル (.xls または .xlsx)

出力される Excel ファイル。 .xls または .xlsx ファイル拡張子を使用して Excel ファイルの形式を指定します。

File
フィールド エイリアスを列ヘッダーとして使用する
(オプション)

入力フィールド名またはフィールド エイリアスを出力列名として使用するかどうかを指定します。

  • オフ - 列見出しは、入力フィールド名を使用して設定されます。 これがデフォルトです。
  • オン - 列見出しは、入力ジオデータベース テーブルのフィールド エイリアスを使用して設定されます。 入力がマップ内のレイヤーの場合は、そのレイヤーのフィールド エイリアスで設定された値が無視されます。
Boolean
ドメインとサブタイプの説明を使用する
(オプション)

サブタイプ フィールドまたはコード値ドメインを持つフィールドの値を出力に転送するかどうかを指定します。

  • オフ - すべてのフィールドの値は、それらがテーブルに格納されているとおりに使用されます。 これがデフォルトです。
  • オン - サブタイプ フィールドについては、サブタイプの説明が使用されます。 コード値ドメインを持つフィールドについては、コード値の説明が使用されます。
Boolean

arcpy.conversion.TableToExcel(Input_Table, Output_Excel_File, {Use_field_alias_as_column_header}, {Use_domain_and_subtype_description})
名前説明データ タイプ
Input_Table
[Input_Table,...]

Excel ファイルに変換するテーブル。

Table View
Output_Excel_File

出力される Excel ファイル。 .xls または .xlsx ファイル拡張子を使用して Excel ファイルの形式を指定します。

File
Use_field_alias_as_column_header
(オプション)

入力フィールド名またはフィールド エイリアスを出力列名として使用するかどうかを指定します。

  • NAME列見出しは、入力フィールド名を使用して設定されます。 これがデフォルトです。
  • ALIAS列見出しは、入力ジオデータベース テーブルのフィールド エイリアスを使用して設定されます。 入力がマップ内のレイヤーの場合は、そのレイヤーのフィールド エイリアスで設定された値が無視されます。
Boolean
Use_domain_and_subtype_description
(オプション)

サブタイプ フィールドまたはコード値ドメインを持つフィールドの値を出力に転送するかどうかを指定します。

  • CODEすべてのフィールドの値は、それらがテーブルに格納されているとおりに使用されます。 これがデフォルトです。
  • DESCRIPTIONサブタイプ フィールドについては、サブタイプの説明が使用されます。 コード値ドメインを持つフィールドについては、コード値の説明が使用されます。
Boolean

コードのサンプル

TableToExcel の例 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで TableToExcel 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "c:/data"
arcpy.conversion.TableToExcel("gdb.gdb/addresses", "addresses.xls")
TableToExcel の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

テーブルを Excel ワークブックに変換します。

import arcpy

# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "c:/data"

# Set local variables
in_table = "gdb.gdb/addresses"
out_xls = "addresses.xls"

# Run TableToExcel
arcpy.conversion.TableToExcel(in_table, out_xls)

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