基準縮尺の環境を反映するツールは、シンボル表示されたフィーチャが基準縮尺で表示されたときのグラフィカル サイズと範囲を考慮します。
使用上の注意
- 基準縮尺は、シンボルが想定されたサイズで表示される縮尺を定義します。 基準縮尺を設定すると、縮尺の変更によって、周囲のフィーチャに対してシンボルのサイズが変化します。 基準縮尺を設定しない場合は、シンボルのサイズは一定であり、周囲のフィーチャに対してサイズが変化することはありません。
- 基準縮尺の環境が定義されていない場合、データ フレームがアクセス可能なら、その値は、使用されているアクティブなデータ フレームの基準縮尺から取られます。 ツールをスクリプトかアプリケーションの外部で実行しているためにデータ フレームにアクセスできず、しかも基準縮尺の環境が定義されていない場合、シンボル表示されたフィーチャのグラフィカル サイズと範囲を把握する必要のあるツールでは、ほとんどの場合エラーになります。
ダイアログの構文
基準縮尺 - 入力データの想定表示縮尺の分母。
スクリプトの構文
arcpy.env.referenceScale = double
パラメーター | 説明 |
---|---|
double | 想定された入力データの表示縮尺に対応した縮尺分数の分母。 |
スクリプトの例
import arcpy
# Set the reference scale to 1:25,000
arcpy.env.referenceScale = "25000"