修飾されたフィールド名を保持する環境を反映するツールは、この設定を使用して修飾されたフィールド名と非修飾フィールド名を区別します。 修飾されたフィールド名は、元のフィーチャクラスまたはテーブルの名前がフィールド名に付加された、フィーチャクラスまたはテーブル内のフィールドの名前です。 この設定が適切なのは、結合されたデータを操作するときです。
使用上の注意
- 修飾された出力テーブル フィールドのデフォルトの命名構造は、tableName.fieldName です。 非修飾の場合、出力テーブルまたはフィーチャクラスのフィールドの名前は、常に fieldName という形式になります。
- シェープファイルを結合する場合などのように、修飾されたフィールド名が許されたフィールド名の長さを超える可能性があるときは、この環境を非修飾に設定します。 シェープファイルのフィールドは 8 文字に切詰められます。
- 変換ツールボックスの多くのツールのように、ツールのパラメーターにフィールド マッピングが含まれるときは、フィールド名が自動的に非修飾になるため、この環境を設定する必要はありません。
ダイアログの構文
- オン - 出力フィールド名はテーブル名を含みます。 これがデフォルトです。
- オフ - 出力フィールド名はテーブル名を含みません。
スクリプトの構文
arcpy.env.qualifiedFieldNames = qualified_field_names
qualified_field_names | 説明 |
---|---|
True | 出力フィールド名にテーブル名が含まれます。 これは QUALIFIED キーワードを使用して設定することもできます。 これがデフォルトです。 |
False | 出力フィールド名にテーブル名が含まれません。 これは UNQUALIFIED キーワードを使用して設定することもできます。 |
スクリプトの例
# Name: addjoin.py
# Purpose: Join a table to a feature class and have the output unqualified
# Import system modules
import arcpy
# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.env.qualifiedFieldNames = False
# Set local variables
inFeatures = "Habitat_Analysis.gdb/vegtype"
layerName = "veg_layer"
joinTable = "vegtable.dbf"
joinField = "HOLLAND95"
expression = "vegtable.HABITAT = 1"
outFeature = "Habitat_Analysis.gdb/vegjoin"
# Create a feature layer from the vegtype feature class
arcpy.management.MakeFeatureLayer(inFeatures, layerName)
# Join the feature layer to a table
arcpy.management.AddJoin(layerName, joinField, joinTable, joinField)
# Copy the layer to a new permanent feature class
# Output fields are unqualified, so the field name will
# not contain the origin table
arcpy.management.CopyFeatures(layerName, outFeature)