タイムラインのデータの探索

タイムラインを使用してデータを探索する場合、さまざまなオプションを選択できます。

タイムライン内の移動

タイムラインを作成すると、以下に説明するように、さまざまな時間範囲を拡大/縮小するオプションを使用できます。

  • アクティブなタイムライン ビューで、[タイムライン] コンテキスト タブの [全体表示] 全体表示 をクリックしてデータの全体を表示します。 この全体に使用されるラベルは動的で、タイムラインの最初と最後のタイム スタンプの間の時間の長さによって異なります。 [タイムライン] コンテキスト タブにある [タイム スケール] ドロップダウン メニューで [全体表示] オプションを選択して、データの全体表示に移動することもできます。
  • 全体表示に加え、[タイム スケール] ドロップダウン メニューを使用して、固定した時間単位のデータを表示できます。 たとえば、週間表示では 1 週間分のタイムラインが表示されます。 ドロップダウン メニューから時間範囲を選択すると、その時間範囲は、データの最初のタイム スタンプの直前に始まります。

    時間範囲には次のようなオプションがあります。

    • 15 分
    • 時間
    • 10 年
    • 全体表示

  • 現在の表示の特定の時間範囲を拡大表示するには、[タイムライン] コンテキスト タブで [四角形ズーム] 四角形ズーム をクリックします。 続いて、拡大表示するタイムラインをクリックして、特定範囲までドラッグします。 時間範囲のラベルが、拡大操作に応じて動的に更新されます。
  • マウスにスクロール ホイールが付いている場合は、スクロール ホイールでタイムラインを拡大/縮小できます。 この機能では、[タイム スケール] ドロップダウン メニューとは異なり、ポインターの位置に基づいて拡大/縮小されます。 時間範囲のラベルが、拡大操作に応じて動的に更新されます。

拡大/縮小に加えて、次のように、タイムラインに沿って水平に画面移動することもできます。

  • タイムラインで水平移動するには、[タイムライン] コンテキスト タブで [画面移動] 移動 をクリックします。 続いて、[タイムライン] ウィンドウ内をクリックして左または右にドラッグすると、前後の時間に画面が移動します。
  • タイムラインの現在の範囲の外までデータがある場合は、[前のフィーチャ] 前へ および [次のフィーチャ] 次へ をクリックして、これらのフィーチャのタイム スタンプをスキップします。

タイムラインのデータの調査

タイムライン内の移動のほか、以下のコントロールを使用して、タイムライン内の詳細の調査やフィーチャの条件検索などを行うことができます。

  • [タイムライン] コンテキスト タブで [選択] 選択 をクリックすると、タイムライン内のフィーチャを選択できます。 ポインターをクリックおよびドラッグして、フィーチャを選択します。 選択は、プロジェクトのデータのすべてのビューで動的に行われます。
  • [タイムライン] コンテキスト タブで [選択解除] 選択解除 をクリックすると、マップの現在の選択がすべて解除されます。
  • [画面移動] 移動 をクリックして、[タイムライン] のフィーチャをクリックすると、そのフィーチャのポップアップが表示されます。

    ポップアップの構成の詳細

  • タイムライン内のフィーチャにカーソルを合わせると、そのフィーチャのツールチップが表示されます。 [タイムライン レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスでは、ツールチップに表示するフィールドを構成できます。
  • 属性と空間クエリを使用してタイムラインでフィーチャを選択するには、[タイムライン] コンテキスト タブで [選択方法] をクリックして適切なクエリをクリックします。 [属性条件で選択] 属性条件で選択 をクリックして、属性値に基づいてフィーチャを選択します。[空間条件で検索] 空間条件で選択 をクリックして、別のレイヤーまたはスタンドアロン テーブルのフィーチャの場所を使用してフィーチャを選択します。または、[日時による選択] 日時による選択 をクリックして、日時の範囲または一部の日時に基づいてフィーチャを選択します。 [入力行] パラメーターで、フィーチャを選択するレイヤーまたはスタンドアロン テーブルを選択します。 適切なパラメーターをすべて指定し、[実行] をクリックしてクエリを実行します。

注意:
タイムラインは、レイヤーまたはスタンドアロン テーブルに設定されたアクティブな定義クエリを考慮します。

レーンの展開と折りたたみ

タイムラインには、相互に積み重なる複数の水平レーンにタイムラインを展開できる、別のモードがあります。 フィーチャは、さまざまな方法で異なるレーンに分割できます。 フィーチャは、レイヤーに基づいてレーンに分割することができます。 また、レイヤーまたはスタンドアロン テーブルのフィールドの一意の値に基づいてもレーンを作成できます。 次の手順に従って、タイムラインを複数レーンに分割します。

  1. [タイムライン] コンテキスト タブで [レーンの有効化] ラインの有効化 をクリックして、フィーチャをレイヤーに基づくレーンに分割します。
  2. レーンに分割するタイムライン レイヤーを右クリックして、[プロパティ] プロパティ をクリックします。
  3. [カテゴリ フィールド] ドロップダウン矢印で、レーンの分割に使用するフィールドを選択します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. タイムラインが更新されてデータが個別のレーンに表示されます。
  6. 必要に応じて、[タイムライン] コンテキスト タブで [レーン名の表示] レーン名の表示 をクリックして、タイムライン レイヤー名とカテゴリ フィールド値 (該当する場合) で各レーンにラベル付けします。