レポート データのフィルター処理

レポートは、[新しいレポートの作成] ウィンドウで初期作成プロセス中に定義するデータ ソースから作成されます。 デフォルトでは、すべての行とフィールドがレポートに含まれます。 行に SQL クエリを構築してフィルター処理することができます。 レポートに表示したくないフィールドのチェックボックスをオフにし、残りのフィールドの順序を必要に応じて並べ替えます。

ヒント:

フィールドのフィールド エイリアスが存在する場合は、レポートの作成時に自動的に列ヘッダーとして使用されます。

デフォルトの Esri テンプレート使用時に新しいレポートの作成ウィンドウでデータをフィルター処理

Esri デフォルト テンプレートに基づくレポートで使用されるデータをフィルタリングするには、次の手順を実行します。

  1. [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[新しいレポート] 新しいレポート をクリックして [新しいレポートの作成] ウィンドウを開きます。

    または、[コンテンツ] ウィンドウ内でレイヤーを右クリックして [新しいレポート] 新しいレポート をクリックし、ウィンドウを開いてデータ ソースを直接設定します。

  2. [新しいレポートの作成] ウィンドウで [デフォルトの Esri テンプレートを使用] を選択し、「ドロップダウン メニューからテンプレートを選択」します。
  3. [次へ] をクリックして、「レポートに名前を付け、データ ソースを設定」します。
  4. [次へ] をクリックして、レポートのデータをフィルタリングします。
  5. [行] メニューを展開し、データのフィルター処理を設定します。

    以下の選択項目があります。

    • [すべての行] - すべてのデータがレポートで使用されます。
    • [条件式によるフィルター処理] -「カスタム クエリで定義」されたデータのみがレポートで使用されます。
  6. 使用しないフィールドをオフにして、レポートに含めるフィールドを指定します。 選択したフィールドをドラッグして並べ替えます。
  7. [次へ] をクリックし、続いて [データの整理] オプションを実行するか、[完了] をクリックし、現在の構成を使用してレポート ビューを生成します。

カスタム テンプレート使用時に新しいレポートの作成ウィンドウでデータをフィルター処理

カスタム テンプレートに基づくレポートで使用されるデータをフィルタリングするには、次の手順を実行します。

  1. [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[新しいレポート] 新しいレポート をクリックして [新しいレポートの作成] ウィンドウを開きます。

    または、[コンテンツ] ウィンドウ内でレイヤーを右クリックして [新しいレポート] 新しいレポート をクリックし、ウィンドウを開いてレポートのデータ ソースを直接設定します。

  2. [新しいレポートの作成] ウィンドウで、「レポートのベースとなるカスタム テンプレートを選択」します。
  3. [次へ] をクリックして、「レポートに名前を付け、データ ソースを設定」します。
  4. [次へ] をクリックして、レポートのデータをフィルタリングします。

    手順 2 で使用したカスタム テンプレートに複数のレポート セクションが含まれる場合、各レポート セクションには専用のフィルター処理オプションがあります。

  5. [行] メニューを展開し、データのフィルター処理を設定します。

    以下の選択項目があります。

    • [すべての行] - すべてのデータがレポートで使用されます。
    • [条件式によるフィルター処理] -「カスタム クエリで定義」されたデータのみがレポートで使用されます。
  6. レポートに追加するフィールドを指定するには、データ ソースのフィールドをテンプレートで必要なフィールドにマッピングします。
  7. [次へ] をクリックし、続いて [データの整理] オプションを実行するか、[完了] をクリックし、現在の構成を使用してレポート ビューを生成します。

作成後のレポート行のフィルター設定を変更

次の手順を完了すると、レポートの作成後にレポート セクションで使用される行のフィルター処理の種類を変更できます。

  1. [コンテンツ] ウィンドウでレポート名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [ソース] タブをクリックします。
  3. [行] ドロップダウン メニューを展開して、以下のいずれかを選択します。
    • [すべての行] - すべてのデータがレポートで使用されます。
    • [条件式によるフィルター処理] -「カスタム クエリで定義」されたデータのみがレポートで使用されます。
  4. [OK] をクリックして、変更内容を保存します。

作成後のレポートへのフィールドの追加

レポート ビューで開かれているレポートのグループ ヘッダーまたは詳細サブセクションにフィールドを追加するには、次の手順を実行します。

注意:

グループ ヘッダー サブセクションに追加されるフィールドには、最初に出現した値のみが示されます。

  1. [コンテンツ] ウィンドウまたはレポート ビューのいずれかでフィールドの追加先となるレポートのサブセクションをクリックし、アクティブにします。
  2. [挿入] タブの [データ] グループで [フィールド] ボタン フィールド をクリックします。

    [フィールド値の挿入] ウィンドウが表示されます。

  3. 追加するフィールドを選択します。

    数値フィールドを選択した場合は、数値形式も選択できます。

  4. [OK] をクリックし、フィールドが表示されるボックスを描画します。

指定したフィールドが動的エレメントとしてレポートの指定された位置に追加されます。