出力座標のデフォルト形式では、別のシステムが情報を受信できない場合があります。 別システムの出力形式またはユーザーが求める形式に適合するよう、変換済み座標の出力形式をカスタマイズできます。
- リボンの [マップ] タブをクリックします。
- [照会] グループの [座標変換] をクリックします。
- [座標変換] ウィンドウの [出力形式] テーブル ヘッダーで、[追加] ボタン をクリックします。
[新しい出力座標の追加] ウィンドウが表示されます。
- [カテゴリ] リストから座標タイプを選択します。
- [高度な設定] を展開します。
- [高度な設定] テキスト ボックスで、文字またはスペースを挿入または削除して、座標の表示形式を変更します。
注意:
DD、DDM、および DMS では、0 が桁を表し、# が有効桁 (ゼロ以外) を表します。 たとえば、DD のデフォルト形式は Y0.0#####N X0.0#####E であり、最低でも小数第 1 位まで、有効行桁数が小数点以下最大 6 桁まで表示されます。 入力座標が 45.002N、40.300W の場合、有効桁数が 1 桁しかないため、出力がデフォルトで 45.002N、40.3W となります。 [高度な設定] テキスト ボックスで表示形式を Y0.0000##N X0.0000##E に変更すると、出力が 45.0020N、40.30000W に変わります。
DD、DDM、DMS については、半球インジケーターとして +/- を使用できます。 +/- を半球インジケーターとして使用するには、任意の文字を A の後に付けて緯度を表し、X の後に付けて経度を表します。 両方の文字を使うことも可能です。たとえば、半球に対して +/- 値を常に表示するには、A+-0° B0' C0.0#"N X+-0° Y0' Z0.0#"E と指定します。 いずれか片方の文字を使用することもできます。 たとえば、正の値はインジケーターなしで表示し、負のインジケーターのみを表示するなどです。 その場合は、A-0° B0' C0.0#"N X-0° Y0' Z0.0#"E の形式に従います。 また、アルファ半球インジケーターを削除することもできます。その場合は、それを削除して A-0° B0' C0.0#" X-0° Y0' Z0.0#" の形式に従います。
文字とスペースを使用して、出力座標の表示形式を変更することもできます。 たとえば MGRS 座標のデフォルト出力形式は、11SMU4217517182 に類似します。ただし、11S MU 42175 17182 のようにスペースを追加したり、出力が MU4217517182 と同様になるよう、文字 Z を削除することで、グリッド ゾーン指定を削除する形式に変更したりすることができます。
- [名前] テキスト ボックスで座標形式の名前を入力するか、デフォルト名を承諾します。
注意:
座標形式には、すべて一意の名前を付ける必要があります。
- [OK] をクリックします。