ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力フィーチャ | ポップアップ チャートを作成する HTML コードを持つ HTML_CHART フィールドを含むフィーチャクラス。 フィーチャクラスの ObjectID は 32 ビットである必要があります。64 ビットの Object ID はサポートされていません。 | Feature Layer |
出力フィーチャ | 画像アタッチメントとして保存された各フィーチャのポップアップ チャートを含む出力フィーチャクラス。 | Feature Class |
幅 (オプション) | 各画像アタッチメントの幅 (ピクセル単位)。 | Long |
高さ (オプション) | 各画像アタッチメントの高さ (ピクセル単位)。 | Long |
X 軸ラベルの回転 (オプション) | x 軸ラベルを回転させるかどうかを指定します。
| Boolean |
サマリー
フィーチャクラスに画像アタッチメントとして保存することで、Web 表示用の対話形式のポップアップ チャートを作成します。
空間統計ツールボックスおよび時空間パターン マイニング ツールボックス内の複数のツールは、HTML_CHART フィールドを含む出力フィーチャクラスを作成します。 このフィールドを含むフィーチャをクリックすると、ポップアップ ウィンドウに対話形式のチャートが表示されます。 ただし、このフィーチャクラスを Web レイヤーとして ArcGIS Online に共有し、Map Viewer のフィーチャをクリックしても、チャートはポップアップに表示されません。 このツールは、ポップアップ チャートを画像アタッチメントとして含むフィーチャクラスを作成します。 画像アタッチメントを含むフィーチャクラスを Web サービスとして ArcGIS Online に共有すると、Web フィーチャ レイヤーのポップアップにチャートが表示されます。
図
使用法
このツールは、次のツールからの出力フィーチャクラスを受け取ります。[ローカル 2 変数リレーションシップ (Local Bivariate Relationships)]、[因果推論解析 (Causal Inference Analysis)]、[時系列のスムージング (Time Series Smoothing)]、[ポイントの変化の検出 (Change Point Detection)]、[フォレストベース予測 (Forest-based Forecast)]、[時系列クラスター分析 (Time Series Clustering)]、[カーブ フィット予測 (Curve Fit Forecast)]、[指数平滑法予測 (Exponential Smoothing Forecast)]、および [位置による予測評価 (Evaluate Forecasts By Location)]。
このツールの入力に、netCDF 時空間キューブ ファイルを指定することはできません。 時空間キューブに格納された解析および予測結果をこのツールへの入力として使用するには、[時空間キューブを 2D で視覚化 (Visualize Space Time Cube in 2D)] ツールを実行し、ポップアップを有効にするフィーチャクラスを作成します。
このツールの出力フィーチャクラスのレンダリングは、入力フィーチャクラスと同じである必要があります。 レンダリングが異なる場合は、[レイヤーのシンボル情報を適用 (Apply Symbology From Layer)] ツールを使用してレンダリングを再適用します。 [シンボル レイヤー] パラメーター値として入力フィーチャクラスを使用し、[入力レイヤー] パラメーター値として出力フィーチャクラスを使用します。
デフォルトでは、このツールは使用可能なコアの半数を使用します。 ツールによって使用されるコアの数を変更するには、並列処理ファクター環境を変更します。
このツールの出力を Web レイヤーとして共有するには、ArcGIS AllSource の ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise アカウントにサイン インし、レイヤーを Web レイヤーとして共有する必要があります。 このアカウントには、ホスト フィーチャ レイヤーを公開する権限が必要です。
チャートをオンラインで確認するには、Map Viewer で Web フィーチャ レイヤーを表示します。 Map Viewer Classic で Web レイヤーを表示しても、チャートは表示されません。
Map Viewer のポップアップにチャートの画像が含まれていない場合、ポップアップを構成する必要があります。 レイヤーをクリックし、設定 (明るい背景の) ツールバーの [ポップアップ] をクリックします。 [コンテンツの追加] をクリックし、[アタッチメント] オプションを選択します。 ポップアップにチャートが表示されるようになります。
[時系列のスムージング (Time Series Smoothing)] ツールの出力フィーチャクラスには、Time Series HTML Pop-up フィールドに空の値 (<Null>) を持つフィーチャが含まれます。 このフィールドに空の値を含むフィーチャの出力フィーチャクラスには、画像アタッチメントが含まれません。 Map Viewer では、時系列 HTML ポップアップ フィールドに空の値を持つフィーチャを削除するフィルター式を適用できます。
ツールを実行してチャート内の x 軸ラベルが重なっている場合は、ツールを再実行して [X 軸ラベルの回転] パラメーターをオンにします。 このパラメーターは、x 軸ラベルを 20 度回転させることで、x 軸ラベルの重なりを減らします。
パラメーター
arcpy.stats.ConvertSSPopup(in_features, out_feature_class, {img_width}, {img_height}, {rotate_x_axis_labels})
名前 | 説明 | データ タイプ |
in_features | ポップアップ チャートを作成する HTML コードを持つ HTML_CHART フィールドを含むフィーチャクラス。 フィーチャクラスの ObjectID は 32 ビットである必要があります。64 ビットの Object ID はサポートされていません。 | Feature Layer |
out_feature_class | 画像アタッチメントとして保存された各フィーチャのポップアップ チャートを含む出力フィーチャクラス。 | Feature Class |
img_width (オプション) | 各画像アタッチメントの幅 (ピクセル単位)。 | Long |
img_height (オプション) | 各画像アタッチメントの高さ (ピクセル単位)。 | Long |
rotate_x_axis_labels (オプション) | x 軸ラベルを回転させるかどうかを指定します。
| Boolean |
コードのサンプル
次の Python スクリプトは、ConvertSSPopup 関数の使用方法を示しています。
import arcpy
in_features = r"C:\data\health.gdb\LBR_life_expectancy_physical_activity"
out_features_img_attachments = r"C:\data\health.gdb\LBR_popups"
arcpy.stats.ConvertSSPopup(in_features, out_features_img_attachments, None, None, "NO_ROTATE")
次の Python スクリプトは、ConvertSSPopup 関数の使用方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = r"C:\Analysis\health.gdb"
#Run a tool from the Spatial Statistics or Space Time Mining toolbox that generates popup charts
arcpy.LocalBivariateRelationships_stats("us_counties", "life_expectancy", "physical_activity", "LBR_life_expectancy_physical_activity")
# Run the Convert Spatial Statistics Popup Charts for Web Display tool
arcpy.stats.ConvertSSPopup("LBR_life_expectancy_physical_activity", "LBR_popups", None, None, "NO_ROTATE")