移動トラッキングの選択 (Select Movement Tracks) (AllSource)

サマリー

対象地域に基づいて移動トラッキングを選択します。

使用法

  • このツールは、[対象地域] パラメーター値のフィーチャと交差する [入力フィーチャ] パラメーター値から、[トラック ID フィールド] パラメーター値で特定されるトラッキングを選択します。 [時間リレーションシップ] パラメーターに [前][後]、または [前後] オプションが指定されている場合、[選択時間] パラメーターに定義された時間要件を満たす一意のトラッキング ID とフィーチャのみが結果に含まれます。

  • [時間リレーションシップ] パラメーターが [前][後]、または [前後] オプションに設定されている場合、[入力フィーチャ] パラメーター値に時間を設定する必要があります。

    データの時間プロパティの設定について

  • [入力フィーチャ] パラメーター値がフィーチャクラスの場合、ツールは選択内容が適用されたレイヤーを返します。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力フィーチャ

一意のトラッキングを特定し、関連するトラッキングを選択するため、[対象地域] パラメーター値と比較されるフィーチャ。

Feature Layer
トラッキング ID フィールド

移動トラッキング ポイントの一意の識別子を含むフィールド。 フィールドは、数値または文字列のいずれかにすることができます。

Field
対象エリア

選択するトラッキングを決定するために [入力フィーチャ] 値と比較される 1 つまたは複数のフィーチャ。

Feature Set
時間リレーションシップ

[入力フィーチャ] パラメーター値と [対象地域] パラメーター値の間の時間リレーションシップを指定します。 [前][後]、または [前後] オプションが指定されると、指定したタイム ウィンドウ内で [対象地域] 値に存在するフィーチャのみが出力選択に含まれます。

  • 前後フィーチャの時間が、[対象地域] 値に対して特定した最初の時間よりも前および最後の時間よりも後で、最初に特定した時間および最後に特定した時間から指定範囲内にある場合、時間リレーションシップは選択時間よりも前および後になります。
  • フィーチャの時間が、[対象地域] 値に対して特定した最初の時間の前で、最初に特定した時間から指定範囲内にある場合、時間リレーションシップは選択時間よりも前になります。
  • フィーチャの時間が、[対象地域] 値に対して特定した最後の時間よりも後で、最後に特定した時間から指定範囲内にある場合、時間リレーションシップは選択時間よりも後になります。
  • なし[トラッキング ID フィールド] で指定した一意の識別子に関連付けられ、[対象地域] 値に存在するトラッキングがすべて返されます。
String
選択時間

[時間リレーションシップ] パラメーターに [前][後]、または [前後] が指定されている場合に、フィーチャの選択に使用されるタイム ウィンドウ。

[前] または [前後] を指定した場合、[入力フィーチャ] および [対象地域] パラメーターから生成される最初の選択セットから選択されたフィーチャの最初に特定された時間から、指定した時間値を引いた時間が、選択される最も早い時間になります。 [後] または [前後] を指定した場合、最初の選択セットの最新の時間に選択時間が追加され、選択フィーチャが決定されます。

Time Unit

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新されたフィーチャ

更新された入力フィーチャ。

Feature Layer

arcpy.intelligence.SelectMovementTracks(in_features, track_id_field, area_of_interest, time_relationship, selection_time)
名前説明データ タイプ
in_features

一意のトラッキングを特定し、関連するトラッキングを選択するため、area_of_interest パラメーター値と比較されるフィーチャ。

Feature Layer
track_id_field

移動トラッキング ポイントの一意の識別子を含むフィールド。 フィールドは、数値または文字列のいずれかにすることができます。

Field
area_of_interest

選択するトラッキングを決定するために in_features 値と比較される 1 つまたは複数のフィーチャ。

Feature Set
time_relationship

in_features パラメーター値と area_of_interest パラメーター値の間の時間リレーションシップを指定します。 BEFOREAFTER、または BEFORE_AFTER オプションが指定されると、指定したタイム ウィンドウ内で area_of_interest 値に存在するフィーチャのみが出力選択に含まれます。

  • BEFORE_AFTERフィーチャの時間が、[対象地域] 値に対して特定した最初の時間よりも前および最後の時間よりも後で、最初に特定した時間および最後に特定した時間から指定範囲内にある場合、時間リレーションシップは選択時間よりも前および後になります。
  • BEFOREフィーチャの時間が、[対象地域] 値に対して特定した最初の時間の前で、最初に特定した時間から指定範囲内にある場合、時間リレーションシップは選択時間よりも前になります。
  • AFTERフィーチャの時間が、[対象地域] 値に対して特定した最後の時間よりも後で、最後に特定した時間から指定範囲内にある場合、時間リレーションシップは選択時間よりも後になります。
  • NONE[トラッキング ID フィールド] で指定した一意の識別子に関連付けられ、[対象地域] 値に存在するトラッキングがすべて返されます。
String
selection_time

time_relationship パラメーターに BEFOREAFTER、または BEFORE_AFTER が指定されている場合に、フィーチャの選択に使用されるタイム ウィンドウ。

BEFORE または BEFORE_AFTER を指定した場合、in_features および area_of_interest パラメーターから生成される最初の選択セットから選択されたフィーチャの最初に特定された時間から、指定した時間値を引いた時間が、選択される最も早い時間になります。 AFTER または BEFORE_AFTER を指定した場合、最初の選択セットの最新の時間に選択時間が追加され、選択フィーチャが決定されます。

Time Unit

派生した出力

名前説明データ タイプ
updated_featureclass

更新された入力フィーチャ。

Feature Layer

コードのサンプル

SelectMovementTracks の例 (スタンドアロン スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで SelectMovementTracks 関数を使用する方法を示しています。

# SelectMovementTracks.py
# Description: Select movement tracks that are identified in a known area of interest.

# Import system modules
import arcpy

arcpy.env.workspace = "C:/data/Tracks.gdb"

# Set local variables 
point_features = "Movement_Points"
area_features = "Areas_Of_Interest"

arcpy.management.MakeFeatureLayer(point_features, "lyr")
arcpy.intelligence.SelectMovementTracks("lyr", 
                                        "created_user", 
                                        area_features, 
                                        "NONE")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。