タイル サイズ (環境設定)

タイル サイズの環境を反映するツールは、データのブロックに格納されるラスターのタイル サイズを設定します。

この設定およびその他の設定を使用したときに制御可能なラスター格納形式については、「ラスター格納マトリックス」をご参照ください。

使用上の注意

  • この環境は、TIFF、CRF、またはジオデータベースに格納されるラスターにのみ影響します。
  • ラスターがデータのブロックとして格納されるときに、ラスター データセットはバイナリ ラージ オブジェクト (BLOB) と呼ばれるデータ タイプで格納されます。 タイル サイズ オプションでは、各 BLOB に格納されるピクセル数を制御することで、各 BLOB のサイズを制御できます。 この設定は、X (タイルの幅) および Y (タイルの高さ) のピクセル数として指定されます。
  • デフォルトのタイル サイズは 128 x 128 ピクセルです。
  • *.crf ファイルの最小タイル サイズは 256 x 256 ピクセルに設定されています。

ダイアログの構文

  • [幅] - ピクセル ブロックの X 方向のピクセル数を整数値で入力します。 デフォルトは 128 です。
  • [高さ] - ピクセル ブロックの Y 方向のピクセル数を整数値で入力します。 デフォルトは 128 です。

スクリプトの構文

arcpy.env.tileSize = "width height"

パラメーター説明

width

適切なタイル サイズの幅。デフォルト値は 128 です。

height

適切なタイル サイズの高さ。デフォルト値は 128 です。

tileSize 構文

スクリプトの例

import arcpy
#Set the tileSize environment to 128 by 128
arcpy.env.tileSize = "128 128"