出力データの M ドメイン (環境設定)

出力データの M ドメインの環境を反映するツールは、指定されたメジャー ドメイン (M ドメイン) で出力データセットを作成します。

使用上の注意

  • X,Y ドメインおよび Z ドメインとは異なり、フィーチャ データセット内のフィーチャクラスの M ドメインは、フィーチャ データセットの M ドメインに一致する必要はありません。 フィーチャ データセット内で作成されたフィーチャクラスは、M ドメインをフィーチャ データセットからではなく、出力データの M ドメインの環境から取得します。
  • 出力データの M ドメインの環境とともに M 座標精度の環境が設定されている場合は、座標精度値が、ドメインの最小値と組み合わせて使用されます。
  • 座標精度値が極端に小さいデータセットが作成されることを避けるために、出力データの M ドメインの環境と M 座標精度の環境を組み合わせて使用することが推奨されます。 座標精度値が極端に小さいと、そのデータが使用されたときにソフトウェアのパフォーマンスが低下する可能性があります。

ダイアログの構文

  • [入力データと同様] - 入力データの M ドメインを使用します。
  • [以下の指定に一致] - 次のフィールドを使用してドメインの範囲を指定します。
    • [最小 M] - M の最小値
    • [最大 M] - M の最大値

スクリプトの構文

arcpy.env.MDomain = "mMin mMax"

パラメーター説明

mMin

最小 M 値。

M ドメインに空の文字列を設定すると、デフォルトとして入力データの M ドメインが使用されます。

mMax

最大 M 値。

MDomain 構文

スクリプトの例

import arcpy
# Set the MResolution first
arcpy.env.MResolution = 0.0001 
# Then set the MDomain (only the origin will be used when the resolution is set)
arcpy.env.MDomain = "0 10000000"