999999: 予期しない事態により、ツールが失敗しました。 不具合の報告は、Esri テクニカル サポート (http://esriurl.com/support) にご連絡ください。実行可能な解決策または回避策については、エラーのヘルプをご参照ください。

説明

予期しない事態により、ツールが失敗しました。具体的なエラー メッセージを表示するための例外処理が設定されていません。 場合によっては、このエラーに問題の理解に役立つ他のメッセージが含まれることがあります。

解決策

ツールに例外処理がないため、このエラーは不具合と見なされます。 Esri テクニカル サポートに連絡して、ご自身のシナリオの不具合を報告してください。 未処理エラーをテクニカル サポートに報告した後、エラーをトラブルシューティングするために次の手順を実行することができます。

  1. フィーチャクラス内の NULL ジオメトリ、短いセグメント、自己交差など、ジオメトリの問題がこのエラーの原因となっている可能性があります。 [ジオメトリの修正 (Repair Geometry)] を実行して、ジオメトリの問題を解決します。
  2. 出力の作成に使用しようとしている名前を確認します。 ジオデータベースでは、英数字以外の文字はサポートされていません。 同様に、ジオデータベースのデータ名を数字で始めることはできません。 次の単語は、ジオデータベースの予約済みキーワードであるため、データセット名として使用できません。ただし、これより長い名前の一部としては使用できます。
    • ADD、ALTER、AND、BETWEEN、BY、COLUMN、CREATE、DELETE、DROP、EXISTS、FOR、FROM、GROUP、IN、INSERT、INTO、IS、LIKE、NOT、NULL、OR、ORDER、SELECT、SET、TABLE、UPDATE、VALUES、WHERE
  3. 出力を作成しようとしている場所を確認します。 Windows エクスプローラーでその場所を参照できますか。 ArcGIS の外部にあるその場所にファイルをコピーして貼り付けることができますか。 Windows のダイアログ ボックスが開き、その場所にファイルをコピーするには権限が必要であるというメッセージが表示される場合は、これがツールの失敗の原因である可能性が高くなります。
  4. 非常に大きなデータセットを使用している場合は、データを小さく分割することでこのエラーを回避できる場合があります。 ラスターの [クリップ (Clip)] または、フィーチャの [クリップ (Clip)] ツールを使用して、データの小さなサブセットを作成し、このサブセットを使用してツールをもう一度実行します。 これが成功した場合は、元のデータの追加のサブセットを作成して、すべてのサブセットを使用してツールを実行できます。
  5. シェープファイルの入力または出力を使用している場合は、代わりにファイル ジオデータベースを使用します。 シェープファイルに固有の問題が発生している可能性があります。 逆を試してみることもできます。つまり、ファイル ジオデータベース クラスをシェープファイルにエクスポートして、そのシェープファイルを使用してみます。 ラスター データの場合、ファイルベースのラスター (*.tif ファイルや Esri GRID など) を使用している際は、ラスターをジオデータベースにエクスポートしてみます。 逆に、ラスターを *.tif ファイルにエクスポートして、プロセスを再試行することもできます。
  6. 出力データ パスが非常に長い (多くのサブフォルダーまたは非常に長い名前を含む) 場合は、ドライブのルートに近い場所に短い名前で出力を作成してみることができます。 ドライブのルートに出力を作成しようとしないでください。現代のオペレーティング システムでは、通常、特別な権限または管理権限なしでこの場所にファイルおよびデータを作成できません。
  7. 管理者モードで AllSource を実行してみてください。 アプリケーションのショートカットを右クリックして、[管理者として実行] を選択します。 以前に失敗していたタスクを実行します。 エラーの原因がアクセス権限であった場合は、管理者として実行すると、操作を正常に完了できる可能性があります。
  8. ほとんどのジオプロセシング ツールは NULL のデータ属性を正常に使用できますが、場合によっては、これらの NULL 値が問題の原因となることがあります。 これをテストするには、データのコピーを作成し、[フィールド演算 (Calculate Field)] を使用して、すべての NULL 値を 0 または別の選択した値 (-1 を使用して NULL を示すことがあります) に置き換えます。 ラスター データを使用している場合は、[Con] ツールを使用して、すべての NULL 値を 0 または別の選択した値に置き換えることができます。
  9. 一時データまたは中間データは、多くの場合、C:\Users\{yourUserName}\AppData\Local\Temp に書き込まれます (Windows エクスプローラーに「%localappdata%\temp」と入力することで、この場所にアクセスできます)。 AllSource を閉じ、TEMP ディレクトリを消去してアプリケーションを再起動し、失敗したプロセスを再試行します。