説明
多項式変換が正しくないため、[幾何補正 (Warp)] 操作に失敗しました。多項式変換では一連のコントロール ポイントを使用して、入力座標から出力座標へのマッピングを特定します。コントロール ポイント同士が相関していたり、分散が不十分だったりすると、幾何補正が予期しない結果になる、RMS (二乗平均平方根) 誤差が大きくなりすぎるなどの結果を招きがちになります。そのような条件では、多項式変換が不正になります。
解決策
[幾何補正 (Warp)] 用のコントロール ポイントを選択するときは、画像全体にわたってポイントが均等に分散していることを確認してください。そうすることにより、コントロール ポイント同士が相関する確率が低くなり、RMS エラーはコントロール ポイント同士の間に十分に分散されます。また、変換実行のための十分なコントロール ポイントが収集されたことを確認してください。必要な非相関コントロール ポイントの数は、一次多項式変換で 3、二次多項式変換で 6、三次多項式変換で 10 です。