以下のセクションでは、settingsConfig ファイルに含めることができる設定の詳細について説明します。 これには、機能エリア、UI (ユーザー インターフェイス) に対応する設定、デフォルト値、およびサンプルが含まれます。
以下のセクションは、Pro.settingsConfig ファイルで使用されているグループ化と同じです。
アプリケーション設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの Application エレメントに追加する必要があります。
UseLocalHelp
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [一般] タブにある [ヘルプ ソース] オプションに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true
- false (デフォルト)
次にこの設定の例を示します。
<UseLocalHelp isLocked="false">true</UseLocalHelp>
UseSpellCheck
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [校正] タブにある [スペル チェックの有効化] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。
<UseSpellCheck isLocked="false">true</UseSpellCheck>
プロジェクトの設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの Projects エレメントに追加する必要があります。 このエレメントには、ローカル プロジェクトごとの一連の設定が含まれています。
CreateBackup
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [プロジェクトの回復] の [一般] タブにある [プロジェクトに未保存の変更がある場合、バックアップを作成] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。<CreateBackup isLocked="true">true</CreateBackup>
BackupIntervalMinutes
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [プロジェクトの回復] の [一般] タブにある [この時間の経過後にバックアップを保存] フィールドに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 分単位の数を表す整数。 最小値は 1 であり、インストール時のデフォルト値は 5 です。
次にこの設定の例を示します。<BackupIntervalMinutes isLocked="true">3</BackupIntervalMinutes>
ローカル プロジェクトの設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの LocalProject エレメントに追加する必要があります。
CustomDefaultLocation
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [プロジェクトの作成] の [一般] タブにある [プロジェクトの場所] に対応しています。 この設定は、[新しいプロジェクトの作成] ダイアログ ボックスにも表示されます。
設定可能な値は次のとおりです。
- 組織のメンバー全員がプロジェクトを保存できる共有ローカル ドライブまたはネットワーク ドライブへのパス。
注意:
この設定が false であり、パスが定義されている場合は、そのパスが [場所] フィールドに候補として表示されます。
次にこの設定の例を示します。<LocalProject>
<CustomDefaultLocation isLocked="true">\\dataserver1\Team_Defaults\Projects</CustomDefaultLocation>
</LocalProject>
CreateProjectInNewFolder
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [プロジェクトの作成] の [一般] タブにある [プロジェクトのフォルダーを作成] チェックボックスに対応しています。 この設定は、[新しいプロジェクトの作成] ダイアログ ボックスにも表示されます。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。<LocalProject>
<CreateProjectInNewFolder isLocked="true">false</CreateProjectInNewFolder>
</LocalProject>
HomeFolder
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [現在の設定] タブにある [ホーム フォルダー] フィールドに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 組織のメンバー全員が AllSource セッションで作成されたデフォルトの出力ファイル (接続ファイル、マップ ファイルとレイヤー ファイル、新しいジオデータベースなど) を保存できる共有ローカル ドライブまたはネットワーク ドライブへのパス。
注意:
HomeFolder と CustomDefaultLocation に異なるパスが設定されている場合は、HomeFolder 設定で定義された場所にデフォルトのジオデータベースとツールボックスが格納され、CustomDefaultLocation で定義された場所にプロジェクト ファイル (.aprx) が格納されます。
次にこの設定の例を示します。<LocalProject>
<HomeFolder isLocked="true">\\dataserver1\Team_Output</HomeFolder>
</LocalProject>
DefaultGeodatabase
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [一般] タブにある [プロジェクトの作成] の [ジオデータベース] フィールドに対応しています。 この設定は、[オプション] ダイアログ ボックスの [現在の設定] タブにある [デフォルト ジオデータベース] フィールドにも表示されます。
設定可能な値は次のとおりです。
- 既存のジオデータベース用の共有ローカル ドライブまたはネットワーク ドライブへのパス。
注意:
この設定が false であり、パスが定義されている場合は、そのパスが [ジオデータベース] フィールドに候補として表示されます。
次にこの設定の例を示します。<LocalProject>
<DefaultGeodatabase isLocked="true">\\dataserver1\Team_Defaults\Projects\Project.gdb</DefaultGeodatabase>
</LocalProject>
DefaultToolbox
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [一般] タブにある [プロジェクトの作成] の [ツールボックス] フィールドに対応しています。 この設定は、[オプション] ダイアログ ボックスの [現在の設定] タブにある [デフォルト ジオデータベース] フィールドにも表示されます。
設定可能な値は次のとおりです。
- 既存のツールボックス用の共有ローカル ドライブまたはネットワーク ドライブへのパス。
注意:
この設定が false であり、パスが定義されている場合は、そのパスが [ツールボックス] フィールドに候補として表示されます。
次にこの設定の例を示します。<LocalProject>
<DefaultToolbox isLocked="true">\\dataserver1\Team_Defaults\Projects\Default.atbx</DefaultToolbox>
</LocalProject>
マップおよびシーンの設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの MapAndScene エレメントに追加する必要があります。
DefaultBasemapJson
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [マップおよびシーン] タブにある [ベースマップ] のベースマップ コントロールに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- FromPortal (組織のデフォルトのベースマップが追加されます。 これがデフォルト設定です。)
- カスタム べースマップに対応する JSON オブジェクトまたは CIM パス。
- 設定なし (空の文字列になります。 ベースマップが追加されません。)
次にこの設定の例を示します。
<DefaultBasemapJson isLocked="true">FromPortal</DefaultBasemapJson>
LayerVisibleByDefault
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [マップおよびシーン] タブにある [レイヤーの追加] の [新しく追加したレイヤーを自動的に編集可能にする] コントロールに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。
<LayerVisibleByDefault isLocked="true">true</LayerVisibleByDefault>
DefaultSpatialReference
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [マップおよびシーン] タブにある [空間参照] の空間参照コントロールに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 設定なし (空の文字列になります。 最初の操作レイヤーの空間参照が使用されます。 これがデフォルト設定です。)
- 空間参照 XML ファイル。
注意:
アプリケーション経由でデフォルトの空間参照を設定し、レジストリ キー HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\ESRI\ArcGISPro\Symbology\Settings\UserConfigLocalRoaming からユーザー構成ファイルの場所にアクセスします。 ユーザー構成ファイル内で、DefaultSpatialReference 設定を検索します。 この XML を Pro.settingsConfig ファイルの管理者設定定義内に貼り付けます。
次にこの設定の例を示します。
<DefaultSpatialReference isLocked="true">
<ProjectedCoordinateSystem
xsi:type='typens:ProjectedCoordinateSystem'
xmlns:xs='http://www.w3.org/2001/XMLSchema'
xmlns:xsi='http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance'
xmlns:typens='http://www.esri.com/schemas/ArcGIS/3.1.0'><
WKT>PROJCS["North_Pole_Lambert_Azimuthal_Equal_Area",
GEOGCS["GCS_WGS_1984",DATUM["D_WGS_1984",
SPHEROID["WGS_1984",6378137.0,298.257223563]],
PRIMEM["Greenwich",0.0],UNIT["Degree",0.0174532925199433]],
PROJECTION["Lambert_Azimuthal_Equal_Area"],
PARAMETER["False_Easting",0.0],
PARAMETER["False_Northing",0.0],
PARAMETER["Central_Meridian",0.0],
PARAMETER["Latitude_Of_Origin",90.0],
UNIT["Meter",1.0],
AUTHORITY["Esri",102017]]</WKT><
XOrigin>-12742200</
XOrigin><YOrigin>-12742200</
YOrigin><XYScale>10000</
XYScale><ZOrigin>-100000</
ZOrigin><ZScale>10000</
ZScale><MOrigin>-100000</
MOrigin><MScale>10000</
MScale><XYTolerance>0.001</
XYTolerance><ZTolerance>0.001</
ZTolerance><MTolerance>0.001</
MTolerance><HighPrecision>true</
HighPrecision><WKID>102017</
WKID><LatestWKID>102017</
LatestWKID></
ProjectedCoordinateSystem>
</DefaultSpatialReference>
ConfirmTransformation
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [マップおよびシーン] タブにある [空間参照] の [データ ソースを正しく配置するために地理座標系間の変換が必要な場合、警告を表示する] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true
- false (デフォルト)
次にこの設定の例を示します。
<ConfirmTransformation isLocked="true">true</ConfirmTransformation>
DefaultLabelEngine
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [マップおよびシーン] タブにある [ラベル エンジン] の [デフォルトのラベル エンジン] コントロールに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- Maplex (デフォルト)
- Standard
次にこの設定の例を示します。
<DefaultLabelEngine isLocked="true">Standard</DefaultLabelEngine>
AddDefaultElevationSource
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [マップおよびシーン] タブにある [地表面の標高サーフェス] コントロールに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルトの標高ソースが追加されます。 これがデフォルト設定です。)
- false (標高ソースが追加されません。)
次にこの設定の例を示します。
<AddDefaultElevationSource isLocked="true">true</AddDefaultElevationSource>
CustomElevationSourceXml
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [マップおよびシーン] タブにある [地表面の標高サーフェス] の [デフォルトの標高ソース] コントロールに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 設定なし (空の文字列になります。組織のデフォルトの標高サービスが追加されます。 これがデフォルト設定です。)
- カスタム標高ソースのデータ接続 XML ファイル。
注意:
アプリケーション経由でデフォルトの空間参照を設定し、レジストリ キー HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\ESRI\ArcGISPro\Symbology\Settings\UserConfigLocalRoaming からユーザー構成ファイルの場所にアクセスします。 ユーザー構成ファイル内で、CustomElevationSourceXml 設定を検索します。 この XML を Pro.settingsConfig ファイルの管理者設定定義内に貼り付けます。
次にこの設定の例を示します。
<CustomElevationSourceXml isLocked="true">
<
CIMStandardDataConnection xsi:type='typens:CIMStandardDataConnection'
xmlns:xsi='http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance'
xmlns:xs='http://www.w3.org/2001/XMLSchema'
xmlns:typens='http://www.esri.com/schemas/ArcGIS/3.1.0'><
WorkspaceConnectionString>DATABASE=\\[LOCATION]\Elevation</
WorkspaceConnectionString><
WorkspaceFactory>Raster</
WorkspaceFactory><Dataset>dem30.img</
Dataset><DatasetType>esriDTAny</
DatasetType></CIMStandardDataConnection>
</CustomElevationSourceXml>
ManageFeatureCaching
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [マップおよびシーン] タブにある [フィーチャ キャッシュ] の [マップ タブからフィーチャ キャッシュを管理します] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true
- false (デフォルト)
次にこの設定の例を示します。
<ManageFeatureCaching isLocked="true">true</ManageFeatureCaching>
カタログ設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの Catalog エレメントに追加する必要があります。
EnableIndexing
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [インデックス構築] タブにある [インデックスの構築と使用方法] に対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。
<EnableIndexing isLocked="true">false</EnableIndexing>
IndexNetworkConnections
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [インデックス構築] タブにある [ネットワーク ディスクへのインデックスの追加] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true
- false (デフォルト)
次にこの設定の例を示します。
<IndexNetworkConnections isLocked="true">true</IndexNetworkConnections>
MetadataCanDeleteGPHistory
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [メタデータ] タブにある [メタデータからのジオプロセシング履歴の削除を許可] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。
<MetadataCanDeleteGPHistory isLocked="true">false</MetadataCanDeleteGPHistory>
MetadataStyle
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [メタデータ] タブにある [メタデータ スタイル] ドロップダウン リストに対応しています。
設定可能な値は、[メタデータ スタイル] ドロップダウン リストに表示される値です。 これには、AllSource で提供される次のメタデータ スタイルと、インストールされたカスタム メタデータ スタイル アドインの名前が含まれています。
- FGDC CSDGM Metadata
- INSPIRE Metadata Directive
- ISO 19139 Metadata Implementation Specification GML3.2
- ISO 19139 Metadata Implementation Specification
- Item Description (デフォルト)
- North American Profile of ISO19115 2003
- ISO 19115-3 XML Schema Implementation
次にこの設定の例を示します。
<MetadataStyle isLocked="true">INSPIRE Metadata Directive</MetadataStyle>
SkipServerConnections
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [インデックス構築] タブにある [エンタープライズ データベース コネクションをスキップ] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。
<SkipServerConnections isLocked="true">false</SkipServerConnections>
選択設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの Selection エレメントに追加する必要があります。
KeepInvisibleFeaturesSelected
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [選択] タブにある [新しい選択セット作成時に非表示フィーチャの選択を維持] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true
- false (デフォルト)
次にこの設定の例を示します。
<KeepInvisibleFeaturesSelected isLocked="true">false</KeepInvisibleFeaturesSelected>
ジオプロセシング設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの Geoprocessing エレメントに追加する必要があります。
RecordGPHistoryInMetadata
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [ジオプロセシング] タブにある [ジオプロセシング操作をデータセット メタデータに書き込む] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。
<RecordGPHistoryInMetadata isLocked="true">false</RecordGPHistoryInMetadata>
表示設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの Display エレメントに追加する必要があります。
AntialiasingMode
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブにある [アンチエイリアス モード] コンボ ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- None
- Normal
- Fast (デフォルト)
- Best
次にこの設定の例を示します。<AntialiasingMode isLocked="true">Normal</AntialiasingMode>
TextAntialiasingMode
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブにある [テキストのアンチエイリアス モード] コンボ ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- None
- Normal
- Force (デフォルト)
次にこの設定の例を示します。<TextAntialiasingMode isLocked="true">Normal</TextAntialiasingMode>
StereoscopicMode
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブにある [ステレオ表示モード] コンボ ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- Off (デフォルト)
- Native (3D シャッター グラス)
- Anaglyph (3D シアン/赤のメガネ)
次にこの設定の例を示します。<StereoscopicMode isLocked="true">Anaglyph</StereoscopicMode>
RenderingMode
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブにある [レンダリング モード] オプションに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- DirectX (デフォルト)
- OpenGL
次にこの設定の例を示します。<RenderingMode isLocked="true">OpenGL</RenderingMode>
RenderingQuality
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブにある [レンダリング品質] スライダーに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 0 (低)
- 1 (中)
- 2 (高。 これがデフォルト設定です。)
次にこの設定の例を示します。<RenderingQuality isLocked="true">1</RenderingQuality>
EnableVSync
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブにある [垂直同期の有効化] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。<EnableVSync isLocked="true">false</EnableVSync>
EnableRenderingAntialiasing
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブにある [ハードウェア アンチエイリアスの有効化] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true
- false (デフォルト)
次にこの設定の例を示します。<EnableRenderingAntialiasing isLocked="true">true</EnableRenderingAntialiasing>
LocalCacheFolderPath
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブにある [ローカル キャッシュ] テキスト ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効なローカル フォルダー パス
次にこの設定の例を示します。<LocalCacheFolderPath isLocked="true">C:\Users\<name>\AppData\Local\LocalCaches2</LocalCacheFolderPath>
ClearCacheWhenAppClosing
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブにある [アプリケーションが閉じるたびにキャッシュを削除します] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true
- false (デフォルト)
次にこの設定の例を示します。<ClearCacheWhenAppClosing isLocked="true">true</ClearCacheWhenAppClosing>
テキストおよびグラフィックス設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの TextAndGraphics エレメントに追加する必要があります。
DefaultFontName
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [テキストおよびグラフィックス] タブにある [デフォルト フォント] の [フォント名] コントロールに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効なフォント ファミリの名前
注意:
アプリケーション経由で「デフォルト フォント」を設定し、レジストリ キー HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\ESRI\ArcGISPro\Symbology\Settings\DefaultFontName から該当する値にアクセスします。
次にこの設定の例を示します。
<DefaultFontName isLocked="true">Arial Narrow</DefaultFontName>
DefaultFontStyle
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [テキストおよびグラフィックス] タブにある [デフォルト フォント] の [フォント スタイル] コントロールに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効なフォント スタイルの名前
注意:
アプリケーション経由で「デフォルト フォント スタイル」を設定し、レジストリ キー HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\ESRI\ArcGISPro\Symbology\Settings\DefaultFontStyle から該当する値にアクセスします。
次にこの設定の例を示します。
<DefaultFontStyle isLocked="true">Italic</DefaultFontStyle>
DefaultFontVariationSettings
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [テキストおよびグラフィックス] タブにある [デフォルト フォント] の [バリアブル フォント軸値の変更] コントロールに対応しています。
注意:
このオプションは、「バリアブル フォント」が「デフォルトのフォント名」として指定されている場合にのみ使用できます。 DefaultFontStyle 設定が true の場合、このオプションはロックされます。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効な「軸タグ」。 次のようなケースがあります。
- wght (太さ)
- wdth (幅)
- slnt (傾き)
- ital (イタリック)
- opsz (オプティカル サイズ)
注意:
アプリケーション経由で「デフォルト フォント バリエーション設定」を行い、レジストリ キー HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\ESRI\ArcGISPro\Symbology\Settings\DefaultFontVariationXml から XML にアクセスします。 この XML を Pro.settingsConfig ファイルの DefaultFontVariationSettings ノード内に貼り付けます。
次にこの設定の例を示します。
<DefaultFontVariationSettings>
<ArrayOfCIMFontVariation xsi:type='typens:ArrayOfCIMFontVariation'
xmlns:xsi='http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance'
xmlns:xs='http://www.w3.org/2001/XMLSchema' xmlns:typens='http://www.esri.com/schemas/ArcGIS/3.1.0'>
<CIMFontVariation xsi:type='typens:CIMFontVariation'><TagName>wght</TagName><Value>300</Value>
</CIMFontVariation>
<CIMFontVariation xsi:type='typens:CIMFontVariation'><TagName>wdth</TagName><Value>87</Value>
</CIMFontVariation>
</ArrayOfCIMFontVariation>
</DefaultFontVariationSettings>
色の管理設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの ColorManagement エレメントに追加する必要があります。
WorkingColorSpaceForNewItems
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [色の管理] タブにある [新しいアイテムのデフォルトの色モデル] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- RGB (デフォルト)
- CMYK
次にこの設定の例を示します。<WorkingColorSpaceForNewItems isLocked="true">CMYK</WorkingColorSpaceForNewItems>
EnableColorManagement
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [色の管理] タブにある [色の管理の有効化] 切り替えボタンに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- false (デフォルト)
- true
次にこの設定の例を示します。<EnableColorManagement isLocked="true">true</EnableColorManagement>
RGBColorProfile
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [色の管理] タブにある [RGB] コンボ ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- sRGB IEC61966-2.1 (デフォルト)
- インストールされている RGB カラー プロファイル
次にこの設定の例を示します。<RGBColorProfile isLocked="true">sRGB IEC61966-2.1</RGBColorProfile>
CMYKColorProfile
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [色の管理] タブにある [CMYK] 切り替えボタンに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- U.S. Web Coated (SWOP) v2 (デフォルト)
- インストールされている CMYK カラー プロファイル
次にこの設定の例を示します。<CMYKColorProfile isLocked="true">U.S. Web Coated (SWOP) v2</CMYKColorProfile>
ColorConversionRule
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [色の管理] タブにある [カラー変換ルール] コンボ ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- PreserveColorAppearance (デフォルト)
- PreserveColorValues
次にこの設定の例を示します。<ColorConversionRule isLocked="true">PreserveColorValues</ColorConversionRule>
RenderingIntent
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [色の管理] タブにある [レンダリング インシデント] コンボ ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- RelativeColorimetric (デフォルト)
- Perceptual
- Saturation
- AbsoluteColorimetric
次にこの設定の例を示します。<RenderingIntent isLocked="true">Perceptual</RenderingIntent>
EnableDefaultBlackPointCompensation
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [色の管理] タブにある [黒点補正の使用] 切り替えボタンに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。<EnableDefaultBlackPointCompensation isLocked="true">false
</EnableDefaultBlackPointCompensation>
テーブル設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの Table エレメントに追加する必要があります。
DisableAddRow
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [テーブル] タブにある [フィーチャクラス テーブルの [クリックして新しい行を追加] オプションを非表示にする] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true
- false (デフォルト)
次にこの設定の例を示します。<DisableAddRow isLocked="true">true</DisableAddRow>
AllowWebLinks
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [テーブル] タブにある [Web リンクを許可] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。<AllowWebLinks isLocked="true">false</AllowWebLinks>
SupportedURISchemeList
AllowWebLinks が true に設定されている場合、この設定を使用します。 ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [テーブル] タブにある [Web リンクを許可] チェックボックスの [サポートされている URI スキーマ] リストに対応しています。
多数の URI スキーマがサポートされています。 [テーブル] オプションを開き、リストを参照して、使用可能な選択肢を確認します。 URI スキーマをさらに追加できます。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効な URI スキーマの拡張子
次にこの設定の例を示します。<SupportedUriSchemeList isLocked="true">ftp,ftps,html</SupportedUriSchemeList>
AllowFileLinks
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [テーブル] タブにある [ファイル リンクを許可] チェックボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- true (デフォルト)
- false
次にこの設定の例を示します。<AllowFileLinks isLocked="true">false</AllowFileLinks>
SupportedFileExtensionList
AllowFileLinks が true に設定されている場合、この設定を使用します。 ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [テーブル] タブにある [ファイル リンクを許可] チェックボックスの [サポートされているファイル拡張子] リストに対応しています。
多数のファイル拡張子がサポートされています。 [テーブル] オプションを開き、リストを参照して、使用可能な選択肢を確認します。 ファイル拡張子をさらに追加できます。
次にこの設定の例を示します。<SupportedFileExtensionList isLocked="true">.7z,.csv</SupportedFileExtensionList>
レポート設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの Report エレメントに追加する必要があります。
ReportCustomTemplatePath
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [レポート] タブにある [カスタム テンプレートのパス] テキスト ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効なフォルダー パス
次にこの設定の例を示します。<ReportCustomTemplatePath isLocked="true">C:\Users\<name>\Documents\ArcGIS\ReportTemplates
</ReportCustomTemplatePath>
レイアウト設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの Layout エレメントに追加する必要があります。
TemplatePath
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [レイアウト] タブにある [ギャラリー パスのインポート] テキスト ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効なフォルダー パス
次にこの設定の例を示します。<TemplatePath isLocked="true">C:\Users\<name>\AppData\Local\LayoutTemplates
</TemplatePath>
共有およびダウンロード設定
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの ShareDownload エレメントに追加する必要があります。
StagingPath
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [共有およびダウンロード] タブにある [ステージング] テキスト ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効なフォルダー パス
次にこの設定の例を示します。<StagingPath isLocked="true"> C:\Users\<name>\AppData\Local\ArcGISPro\Staging\SharingProcesses
</StagingPath>
UnpackingProjectPackageOption
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [共有およびダウンロード] タブにある [プロジェクト パッケージおよびプロジェクト テンプレート] オプションに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 0 (この場所に展開します。 これがデフォルト設定です。)
- 1 (展開する前に保存先を確認します。)
次にこの設定の例を示します。<UnpackingProjectPackageOption isLocked="true">0
</UnpackingProjectPackageOption>
UnpackingProjectPackagePath
UnpackingProjectPackageOption が 0 に設定されている場合、この設定を使用します。 ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [共有およびダウンロード] タブにある [この場所に展開] オプションの [プロジェクト パッケージおよびプロジェクト テンプレート] テキスト ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効なフォルダー パス
次にこの設定の例を示します。<UnpackingProjectPackagePath isLocked="true"> C:\Users\<name>\Documents\ArcGIS\Packages
</UnpackingProjectPackagePath>
UnpackingOtherPackagesOption
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [共有およびダウンロード] タブにある [他のパッケージおよびファイル] オプションに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 0 (この場所に展開します。 これがデフォルト設定です。)
- 1 (展開する前に保存先を確認します。)
- 2 (プロジェクトのホーム フォルダーに展開します。)
次にこの設定の例を示します。<UnpackingOtherPackagesOption isLocked="true">0</UnpackingOtherPackagesOption>
UnpackingOtherPackagesPath
UnpackingOtherPackagesOption が 0 に設定されている場合、この設定を使用します。 ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [共有およびダウンロード] タブにある [この場所に展開] オプションの [他のパッケージおよびファイル] テキスト ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効なフォルダー パス
次にこの設定の例を示します。<UnpackingOtherPackagesPath isLocked="false">C:\Users\<name>\Documents\ArcGIS\Packages
</UnpackingOtherPackagesPath>
OfflineMapsOption
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [共有およびダウンロード] タブにある [オフライン マップ] オプションに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 0 (この場所にマップをダウンロードします。)
- 1 (展開する前に保存先を確認します。)
- 2 (プロジェクトのホーム フォルダーにマップをダウンロードします。 これがデフォルト設定です。)
次にこの設定の例を示します。<OfflineMapsOption isLocked="true">0</OfflineMapsOption>
OfflineMapsPath
OfflineMapsOption が 0 に設定されている場合、この設定を使用します。 ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [共有およびダウンロード] タブにある [この場所にマップをダウンロード] オプションの [オフライン マップ] テキスト ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効なフォルダー パス
次にこの設定の例を示します。<OfflineMapsPath isLocked="true"> C:\Users\<name>\Documents\ArcGIS\OfflineMaps
</OfflineMapsPath>
MapLayoutPresetsPath
ユーザー インターフェイスでは、この設定は [オプション] ダイアログ ボックスの [共有およびダウンロード] タブにある [マップとレイアウトの事前設定] テキスト ボックスに対応しています。
設定可能な値は次のとおりです。
- 有効なフォルダー パス
次にこの設定の例を示します。<MapLayoutPresetsPath isLocked="false">C:\Users\<name>\AppData\Roaming\ArcGISPro\ExportPresets
</MapLayoutPresetsPath>