セクターごとのフィーチャの番号付け (Number Features By Sector) (ディフェンス)

サマリー

フィーチャが属しているジオグラフィック グループに基づいて一連の入力フィーチャの新しいフィールドまたは既存のフィールドに連番を追加します。

使用法

  • 既存のフィールドに連続する番号を追加すると、そのフィールドの値は上書きされます。

  • [番号付けするフィールド (既存または新規)] パラメーターで、番号付けする新しいフィールドに名前を付けるときは、最初の文字は英字で残りの文字は英数字またはアンダースコアである必要があります。

  • [セクター ポリゴン] パラメーター値の範囲外のフィーチャは、[番号付けするフィールド (既存または新規)] パラメーターが自動的に NULL に設定されます。

  • ポイント以外のフィーチャに番号を付ける場合、[セクター ポリゴン] パラメーター値に含まれるか交差するすべてのフィーチャに番号が付けられます。

  • 各セクターは、増分値に基づいて新しい番号シーケンスを開始します。

  • [セクター ポリゴン] パラメーター値に SortMethod フィールドが存在する場合、[空間的な並べ替え方法] パラメーターが無効になります。 代わりに、SortMethod フィールドの値が使用されます。 SortMethod フィールドの有効値は、次のとおりです。

    • UR - フィーチャは右上隅から並べ替えられます。
    • UL - フィーチャは左上隅から並べ替えられます。
    • LR - フィーチャは右下隅から並べ替えられます。
    • LL - フィーチャは左下隅から並べ替えられます。
    • PEANO - ペアノ曲線とも呼ばれる、空間を埋め尽くす曲線アルゴリズムを使用してフィーチャは並べ替えられます。
    • CENTER - フィーチャは中心点から並べ替えられます (中心が指定されていない場合は地理的中心が使用されます)。
    • CLOCKWISE - フィーチャは中心点から時計回りに並べ替えられます。
    • COUNTERCLOCKWISE - フィーチャは中心点から反時計回りに並べ替えられます。
    • NONE - 空間的な並べ替えは使用されません。 フィーチャクラスと同じ順序が使用されます。

  • [セクター ポリゴン] パラメーター値に StartNumber フィールドが存在する場合、[増分セクター] パラメーターが無効になります。 代わりに、StartNumber フィールドの値が使用されます。 StartNumber のフィールド タイプは Long である必要があります。

  • 次の並べ替え方法は中心点を使用せず、セクターごとに適用されます。

    • 右上
    • 左上
    • 右下
    • 左下
    • ペアノ曲線

  • [中心点] パラメーター値が指定されていない場合、次の並べ替え方法がセクターごとに適用されます。

    • 中央
    • 時計回り
    • 反時計回り

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力フィーチャ

番号付けする入力フィーチャ。

Feature Set
セクター ポリゴン

番号付けに使用するセクターを表す入力ポリゴン。

Feature Set
番号付けするフィールド (既存または新規)

番号付けする入力フィールド。 フィールドには、既存の short、long、またはテキスト フィールド、または新しいフィールドを指定できます。

Field
新しいフィールドのフィールド タイプ
(オプション)

新しいフィールドに使用するフィールド タイプを指定します。 フィールド名が入力テーブルに存在しない場合にのみ、このパラメーターが使用されます。

  • Shortフィールドは short タイプになります。 これがデフォルトです。
  • Longフィールドは long タイプになります。
  • Textフィールドはテキスト タイプになります。
String
空間的な並べ替え方法
(オプション)

番号付けのためにフィーチャを空間的に並べ替える方法を指定します。 テーブル内のフィーチャの順序は変更されません。

  • 右上フィーチャは右上隅から並べ替えられます。 これがデフォルトです。
  • 左上フィーチャは左上隅から並べ替えられます。
  • 右下フィーチャは右下隅から並べ替えられます。
  • 左下フィーチャは左下隅から並べ替えられます。
  • ペアノ曲線ペアノ曲線とも呼ばれる、空間を埋め尽くす曲線アルゴリズムを使用してフィーチャは並べ替えられます。
  • 中央フィーチャは中心点から並べ替えられます (中心が指定されていない場合は地理的中心が使用されます)。
  • 時計回りフィーチャは中心点から時計回りに並べ替えられます。
  • 反時計回りフィーチャは中心点から反時計回りに並べ替えられます。
  • なし空間的な並べ替えは使用されません。 フィーチャクラスと同じ順序が使用されます。
String
増分セクター
(オプション)

前のセクターからの増分に使用する値。

Long
中心点
(オプション)

フィーチャの並べ替えと番号付けに使用する中心点。

Feature Set
距離と方位を中心に追加
(オプション)

中心点までの距離と方位の出力にフィールドを追加するかどうかを指定します。

  • 距離と方位を追加しない距離フィールドと方位フィールドが出力に追加されます。 これがデフォルトです。
  • 距離と方位を追加DIST_TO_CENTER フィールドと ANGLE_TO_CENTER フィールドが出力に追加されます。
Boolean

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力フィーチャクラス

更新されたフィーチャクラス。

Feature Class

arcpy.defense.NumberFeaturesBySector(in_features, sector_polygons, field_to_number, {new_field_type}, {spatial_sort_method}, {increment_by}, {center_point}, {add_distance_and_bearing})
名前説明データ タイプ
in_features

番号付けする入力フィーチャ。

Feature Set
sector_polygons

番号付けに使用するセクターを表す入力ポリゴン。

Feature Set
field_to_number

番号付けする入力フィールド。 フィールドには、既存の short、long、またはテキスト フィールド、または新しいフィールドを指定できます。

Field
new_field_type
(オプション)

新しいフィールドに使用するフィールド タイプを指定します。 フィールド名が入力テーブルに存在しない場合にのみ、このパラメーターが使用されます。

  • SHORTフィールドは short タイプになります。 これがデフォルトです。
  • LONGフィールドは long タイプになります。
  • TEXTフィールドはテキスト タイプになります。
String
spatial_sort_method
(オプション)

番号付けのためにフィーチャを空間的に並べ替える方法を指定します。 テーブル内のフィーチャの順序は変更されません。 sector_polygons 入力に SortMethod フィールドが存在する場合、代わりにその値が使用されます。

  • URフィーチャは右上隅から並べ替えられます。 これがデフォルトです。
  • ULフィーチャは左上隅から並べ替えられます。
  • LRフィーチャは右下隅から並べ替えられます。
  • LLフィーチャは左下隅から並べ替えられます。
  • PEANOペアノ曲線とも呼ばれる、空間を埋め尽くす曲線アルゴリズムを使用してフィーチャは並べ替えられます。
  • CENTERフィーチャは中心点から並べ替えられます (中心が指定されていない場合は地理的中心が使用されます)。
  • CLOCKWISEフィーチャは中心点から時計回りに並べ替えられます。
  • COUNTERCLOCKWISEフィーチャは中心点から反時計回りに並べ替えられます。
  • NONE空間的な並べ替えは使用されません。 フィーチャクラスと同じ順序が使用されます。
String
increment_by
(オプション)

前のセクターからの増分に使用する値。 sector_polygons 入力に StartNumber フィールドが存在する場合、代わりにその値が使用されます。

Long
center_point
(オプション)

フィーチャの並べ替えと番号付けに使用する中心点。

Feature Set
add_distance_and_bearing
(オプション)

中心点までの距離と方位の出力にフィールドを追加するかどうかを指定します。

  • DONT_ADD_DISTANCE距離フィールドと方位フィールドが出力に追加されます。 これがデフォルトです。
  • ADD_DISTANCEDIST_TO_CENTER フィールドと ANGLE_TO_CENTER フィールドが出力に追加されます。
Boolean

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_feature_class

更新されたフィーチャクラス。

Feature Class

コードのサンプル

NumberFeaturesBySector の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、NumberFeaturesBySector 関数の使用方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = r"C:/Data.gdb"
arcpy.NumberFeaturesBySector_defense("bldg_footprints", "sectors", "bldg_number")
NumberFeaturesBySector の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の例は、例のワークフロー スクリプトで NumberFeaturesBySector 関数を使用する方法を示しています。

# Assign buildings a number based on their sector and export the first building in sector 700

# Import modules
import arcpy

# Set workspace
arcpy.env.workspace = r"C:/Data.gdb"

# Number the buildings by sector
arcpy.NumberFeaturesBySector_defense("bldg_footprints",
                                     "sectors",
                                     "bldg_number",
                                     "LONG",
                                     "CENTER",
                                     100,
                                     "neighborhood_center",
                                     "DONT_ADD_DISTANCE")

# Select the first building in sector 700
select_from = "bldg_footprints"
expression = "bldg_number = 700"
arcpy.SelectLayerByAttribute_management(select_from,
                                        "NEW_SELECTION",
                                        expression)

# Export to new feature class
arcpy.FeatureClassToFeatureClass_conversion(select_from,
                                            arcpy.env.workspace,
                                            "bldg700")