測地頂点の挿入 (Geodetic Densify) (データ管理)

サマリー

入力フィーチャのセグメントを測地セグメントの頂点の挿入近似で置き換えて、新しいフィーチャを作成します。測地線、大楕円線、航程線、および標準セクションの 4 つのタイプの測地セグメントを構築できます。

測地セグメントで置き換えられ、出力に書き込まれる入力ライン セグメント
入力ライン セグメントは、測地セグメントで置き換えられ、出力に書き込まれます。

使用法

  • セグメントの終点は、測地系の近似値を使用して接続されます。入力セグメントのタイプに関係なく、共通の終点を持つ線形および非線形 (円弧、楕円円弧およびベジェ曲線) セグメントは、同じ出力を生成します。

  • 一致する始点および終点を持つ単一のセグメントからなる入力フィーチャでは、出力フィーチャは書き込まれません。たとえば、単一の円弧から成るポリゴン フィーチャは出力に書き込まれません。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力フィーチャ

入力ラインまたはポリゴン フィーチャ。

Feature Layer
出力フィーチャクラス

高密度の測地フィーチャが格納される出力フィーチャクラス。

Feature Class
測地タイプ

構築する測地セグメントのタイプを指定します。測地計算は、入力データの座標系に関連付けられた楕円体に対して実行されます。

  • GEODESIC回転楕円体 (楕円体) の地表上の 2 つのポイント間の最短距離。
  • LOXODROME2 つのポイントを接続している極から等しい方位角のライン。
  • GREAT_ELLIPTIC 楕円体の中心と 2 つのポイントを含む平面の交点によって作成されるライン。
  • NORMAL_SECTION楕円体の中心を含み、最初のポイントで地表に垂直である平面の交点によって作成されるライン。
String
距離
(オプション)

出力測地セグメントに沿った頂点間の距離。デフォルト値は 50 キロメートルです。

Linear Unit

arcpy.management.GeodeticDensify(in_features, out_feature_class, geodetic_type, {distance})
名前説明データ タイプ
in_features

入力ラインまたはポリゴン フィーチャ。

Feature Layer
out_feature_class

高密度の測地フィーチャが格納される出力フィーチャクラス。

Feature Class
geodetic_type

構築する測地セグメントのタイプを指定します。測地計算は、入力データの座標系に関連付けられた楕円体に対して実行されます。

  • GEODESIC回転楕円体 (楕円体) の地表上の 2 つのポイント間の最短距離。
  • LOXODROME2 つのポイントを接続している極から等しい方位角のライン。
  • GREAT_ELLIPTIC 楕円体の中心と 2 つのポイントを含む平面の交点によって作成されるライン。
  • NORMAL_SECTION楕円体の中心を含み、最初のポイントで地表に垂直である平面の交点によって作成されるライン。
String
distance
(オプション)

出力測地セグメントに沿った頂点間の距離。デフォルト値は 50 キロメートルです。

Linear Unit

コードのサンプル

GeodeticDensify (測地頂点の挿入) の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで GeodeticDensify 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.GeodeticDensify_management(r"C:\data.gdb\flight_lines", 
                                 r"C:\data.gdb\flight_lines_geodesic", 
                                 "GEODESIC")