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ラスター コレクションの生成 (Generate Raster Collection) (データ管理)

このトピックの内容

  1. サマリー
  2. 使用法
  3. パラメーター
  4. 環境
  5. ライセンス情報

サマリー

モザイク データセットに含まれる画像コレクションに対し、バッチ分析や処理を実行します。入力モザイク データセット内の画像は、個別に処理することもグループとして処理することもできます。

処理のルールは、[コレクション ビルダー] パラメーターやラスター関数パラメーターによって定義されます。処理された画像に対し、新しいモザイク データセットが生成されます。処理された画像を、別のファイルとしてディスクに保存することも可能です。デフォルトでは、入力ラスター関数をモザイク データセットの既存の画像関数チェーンに追加し、それを出力モザイク データセットに追加します。

使用法

  • このツールでは、ラスター関数テンプレート (RFT) を各ラスター アイテムに適用したモザイク データセットが出力されます。オプションのパラメーターが出力に影響するため、正しい出力を得るためにパラメーターを正確に定義する必要があります。

  • RFT を適用した別の画像ファイルを生成するには、出力ワークスペースを定義します。RFT は、[ラスター関数エディター] で作成できます。

パラメーター

ダイアログPython

ラベル説明データ タイプ
出力ラスター コレクション

作成するモザイク データセットのフル パス。モザイク データセットはジオデータベースに保存する必要があります。

Mosaic Dataset
コレクション ビルダー

入力画像のコレクション。ソース モザイク データセット パスや、入力データ ソースからサブセットを抽出するフィルターなどの引数を含むテンプレートを見なされることもあります。

現在、このツールは [単一のコレクション] のみサポートしており、データ ソースに対して 1 つのデータ ソース フィルターとクエリ フィルターを定義することができます。

  • 単一のコレクション—データ ソース フィルターとクエリ フィルターを定義できます。
String
コレクション ビルダー引数

モザイク データセットのサブセット コレクションを作成するための引数のリスト。

このツールは、モザイク データセットをサブセット化するデータ ソースとフィルターのみサポートしています。[データ ソース] と [WHERE 句] の値を入力する必要があります。入力しなければツールを実行することはできません。

  • データ ソース—データ ソースのパス
  • WHERE 句—モザイク データセットをサブセット化するためのフィルター
Value Table
入力ラスター関数
(オプション)

ラスター関数テンプレート ファイル (.rft.xml または .rft.json) のパス。ラスター関数テンプレートは、入力モザイク データセットのすべてのアイテムに適用されます。テンプレートは、[関数エディター] で作成できます。RFT が定義されない場合、このツールは [コレクション ビルダー引数] パラメーターに基づいて出力モザイクを作成します。

String; File
ラスター関数の引数
(オプション)

関数チェーンに関連付けられるパラメーター。

たとえば、関数チェーンが NDVI 関数を適用する場合は、可視および赤外 ID を設定します。RFT のラスター変数名は、入力データ ソースの Tag フィールド値でなくてはなりません。

Value Table
ラスター コレクション プロパティ
(オプション)

出力モザイク データセット キー プロパティ。

使用可能なキー メタデータ プロパティは、画像を捉えたセンサーの種類に基づきます。キー メタデータ プロパティの例をいくつか示します。

  • SensorName
  • ProductName
  • AcquisitionDate
  • CloudCover
  • SunAzimuth
  • SunElevation
  • SensorAzimuth
  • SensorElevation
  • Off-nadirAngle
  • BandName
  • MinimumWavelength
  • MaximumWavelength
  • RadianceGain
  • RadianceBias
  • SolarIrradiance
  • ReflectanceGain
  • ReflectanceBias

Value Table
ラスターの生成
(オプション)

RFT を適用した後、モザイク データセット アイテムのラスター データセット ファイルを生成します。

  • オフ - ラスター関数テンプレートで定義された処理は、入力データ ソースの画像アイテムに追加されます。その結果、出力モザイク データセットの画像アイテムが作成されます。これがデフォルトです。
  • オン - ディスクにラスター データセットを作成します。また、[出力ラスター ワークスペース] と [形式] も指定する必要があります。

Boolean
出力ラスター ワークスペース
(オプション)

[ラスターの生成] パラメーターがオンの場合、持続的ラスター データセットの出力場所を定義します。

出力ラスター ファイルのデフォルトの命名規則は、oid_<oid#>_<Unique_GUID> です。

Folder; String
形式
(オプション)

生成するラスターの形式タイプ。

  • TIFF—TIFF (Tagged Image File Format)
  • ERDAS IMAGINE—ERDAS IMAGINE ファイル
  • CRF—Cloud Raster Format。これがデフォルトです。
  • MRF—Meta Raster Format
String
出力ベース名
(オプション)

[ラスターの生成] パラメーターがオンの場合、持続的ラスター データセットの出力ベース名を定義します。複数のラスター データセット出力では、ベース名に番号エイリアスが付加されます。

生成されるモザイク データセットは、ラスター関数チェーンを保持せずに、CRF を直接参照します。

String

arcpy.management.GenerateRasterCollection(out_raster_collection, collection_builder, collection_builder_arguments, {raster_function}, {raster_function_arguments}, {collection_properties}, {generate_rasters}, {out_workspace}, {format}, {out_base_name})
名前説明データ タイプ
out_raster_collection

作成するモザイク データセットのフル パス。モザイク データセットはジオデータベースに保存する必要があります。

Mosaic Dataset
collection_builder

入力画像のコレクション。ソース モザイク データセット パスや、入力データ ソースからサブセットを抽出するフィルターなどの引数を含むテンプレートを見なされることもあります。

現在、このツールは SIMPLE_COLLECTION のみサポートしており、データ ソースに対して 1 つのデータ ソース フィルターとクエリ フィルターを定義することができます。

  • SIMPLE_COLLECTION—データ ソース フィルターとクエリ フィルターを定義できます。
String
collection_builder_arguments
[[Name, Value],...]

モザイク データセットのサブセット コレクションを作成するための引数のリスト。

このツールは、モザイク データセットをサブセット化するデータ ソースとフィルターのみサポートしています。DataSource と WhereClause の値を入力する必要があります。入力しなければツールを実行することはできません。

  • DataSource—データ ソースのパス
  • WhereClause—モザイク データセットをサブセット化するためのフィルター
Value Table
raster_function
(オプション)

ラスター関数テンプレート ファイル (.rft.xml または .rft.json) のパス。ラスター関数テンプレートは、入力モザイク データセットのすべてのアイテムに適用されます。テンプレートは、[関数エディター] で作成できます。RFT が定義されない場合、このツールは collection_builder_arguments パラメーターに基づいて出力モザイクを作成します。

String; File
raster_function_arguments
[[Name, Value],...]
(オプション)

関数チェーンに関連付けられるパラメーター。

たとえば、関数チェーンが NDVI 関数を適用する場合は、可視および赤外 ID を設定します。RFT のラスター変数名は、入力データ ソースの Tag フィールド値でなくてはなりません。

Value Table
collection_properties
[[Name, Value],...]
(オプション)

出力モザイク データセット キー プロパティ。

使用可能なキー メタデータ プロパティは、画像を捉えたセンサーの種類に基づきます。キー メタデータ プロパティの例をいくつか示します。

  • SensorName
  • ProductName
  • AcquisitionDate
  • CloudCover
  • SunAzimuth
  • SunElevation
  • SensorAzimuth
  • SensorElevation
  • Off-nadirAngle
  • BandName
  • MinimumWavelength
  • MaximumWavelength
  • RadianceGain
  • RadianceBias
  • SolarIrradiance
  • ReflectanceGain
  • ReflectanceBias

Value Table
generate_rasters
(オプション)

RFT を適用した後、モザイク データセット アイテムのラスター データセット ファイルを生成する場合に選択します。

  • NO_GENERATE_RASTERS—ラスター関数テンプレートで定義された処理は、入力データ ソースの画像アイテムに追加されます。その結果、出力モザイク データセットの画像アイテムが作成されます。これがデフォルトです。
  • GENERATE_RASTERS—ディスクにラスター データセットを作成します。out_workspace と format も指定する必要があります。
Boolean
out_workspace
(オプション)

generate_rasters パラメーターが GENERATE_RASTERS に設定されている場合、持続的ラスター データセットの出力場所を定義します。

出力ラスター ファイルのデフォルトの命名規則は、oid_<oid#>_<Unique_GUID> です。

Folder; String
format
(オプション)

生成するラスターの形式タイプ。

  • TIFF—TIFF (Tagged Image File Format)
  • IMAGINE Image—ERDAS IMAGINE ファイル
  • CRF—Cloud Raster Format。これがデフォルトです。
  • MRF—Meta Raster Format
String
out_base_name
(オプション)

generate_rasters パラメーターが GENERATE_RASTERS に設定されている場合、持続的ラスター データセットの出力ベース名を定義します。

String

コードのサンプル

GenerateRasterCollection (ラスター コレクションの生成) の例 (スタンドアロン スクリプト)

これは GenerateRasterCollection ツールの Python スクリプトです。

import arcpy
arcpy.GenerateRasterCollection_management(
    out_raster_collection="c:/temp/FGDB.gdb/testgencollection", 
    collection_builder="Simple Collection", 
    collection_builder_arguments="# DataSource c:\temp\FGDB.gdb\qb_portland;# 
WhereClause 'Tag = 'MS''", 
    raster_function="C:/temp/NDVI_test.rft.json", 
    raster_function_arguments="# MS #;# VisibleBandID_20171019_7337_958 1;# 
InfraredBandID_20171019_7337_958 4", 
    collection_properties="", 
    generate_rasters="GENERATE_RASTERS", 
    out_workspace="c:/temp/persistedoutput", 
    format="CRF"
)

環境

並列処理ファクター, ピラミッド, ラスターの統計情報

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  3. パラメーター
  4. 環境
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