モザイク データセットの作成 (Create Mosaic Dataset) (データ管理)

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サマリー

ジオデータベース内に空のモザイク データセットを作成します。

使用法

  • モザイク データセットはジオデータベースに作成する必要があります。

  • モザイク データセットを作成したら、[モザイク データセットにラスターを追加 (Add Rasters To Mosaic Dataset)] ツールを使用して、そのモザイク データセットにラスターを設定できます。

  • AllSource 1.4 以降は、OraclePostgreSQLSQL Server ジオデータベース内に作成されるモザイク データセットは、RASTERBLOB というキーワードを使用して作成されます。 RASTERBLOB キーワードは、モザイク データセットのカタログ アイテムを DBMS に転送できるように実装されています。

  • RASTERBLOB を使用して作成されたモザイク データセットは、以前のバージョンのソフトウェアでは開けません。 以前のバージョンと後方互換性があるモザイク データセットを作成するには、RASTER_STORAGEコンフィグレーション キーワードを変更して、互換性のある以下のキーワードにします。

    • PostgreSQL および SQL Server の場合は BINARY
    • OracleBLOB

  • モザイク データセットの名前は、数字で始まる名前を指定できないなど、ジオデータベースや基礎データベースの制限に従う必要があります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
出力場所

ジオデータベースへのパス。

Workspace
モザイク データセット名

新しいモザイク データセットの名前。

String
座標系

モザイク データセット内のすべてのアイテムに使用する座標系。

Coordinate System
バンド数
(オプション)

モザイク データセット内にラスター データセットが持つバンドの数。

Long
ピクセル タイプ
(オプション)

モザイク データセットに使用するビット深度 (放射分解能) を指定します。 定義されない場合、最初のラスター データセットのピクセル タイプが使用されます。

  • 1 ビットピクセル タイプは 1 ビット符号なし整数になります。 値は 0 または 1 です。
  • 2 ビットピクセル タイプは 2 ビット符号なし整数になります。 サポートされる値の範囲は 0 ~ 3 です。
  • 4 ビットピクセル タイプは 4 ビット符号なし整数になります。 サポートされる値の範囲は 0 ~ 15 です。
  • 符号なし 8 ビットピクセル タイプは 8 ビット符号なしデータ タイプになります。 サポートされる値の範囲は 0 ~ 255 です。
  • 符号付き 8 ビットピクセル タイプは 8 ビット符号付きデータ タイプになります。 サポートされる値の範囲は -128 ~ 127 です。
  • 符号なし 16 ビットピクセル タイプは 16 ビット符号なしデータ タイプになります。 値の範囲は 0 ~ 65,535 です。
  • 符号付き 16 ビットピクセル タイプは 16 ビット符号付きデータ タイプになります。 値の範囲は -32,768 〜 32,767 です。
  • 符号なし 32 ビットピクセル タイプは 32 ビット符号なしデータ タイプになります。 値の範囲は 0 〜 4,294,967,295 です。
  • 符号付き 32 ビットピクセル タイプは 32 ビット符号付きデータ タイプになります。 値の範囲は -2,147,483,648 〜 2,147,483,647 です。
  • 32 ビット浮動小数点ピクセル タイプは、小数点をサポートする 32 ビット データ タイプになります。
  • 64 ビットピクセル タイプは、小数点をサポートする 64 ビット データ タイプになります。
String
プロダクト定義
(オプション)

操作している画像のタイプに固有のテンプレートか、汎用のテンプレートかを指定します。 汎用オプションには、次の標準ラスター データ タイプが含まれています。

  • なしモザイク データセットのバンド順序を指定しません。 これがデフォルトです。
  • ナチュラル カラー赤、緑、青の波長範囲で、3 バンドのモザイク データセットが作成されます。 自然カラー画像用の設定です。
  • ナチュラル カラーおよび赤外赤、緑、青、近赤外の波長範囲で、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • U および V2 つの変数を表示するモザイク データセットが作成されます。
  • 強度と方向方向と強度を表示するモザイク データセットが作成されます。
  • カラー赤外近赤外、赤、緑の波長範囲で、3 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • BlackSkyBlackSky 波長範囲を使用して、3 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • DMCiiDMCii 波長範囲を使用して、3 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Deimos-2Deimos-2 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • DubaiSat-2DubaiSat-2 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • FORMOSAT-2FORMOSAT-2 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • GeoEye-1GeoEye-1 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • GF-1 Panchromatic/Multispectral (PMS)Gaofen-1 Panchromatic Multispectral Sensor 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • GF-1 Wide Field of View (WFV)Gaofen-1 Wide Field of View Sensor 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • GF-2 Panchromatic/Multispectral (PMS)Gaofen-2 Panchromatic Multispectral Sensor 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • GF-4 Panchromatic/Multispectral Imagery (PMI)Gaofen-4 Panchromatic および Multispectral 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • HJ 1A/1B Multispectral/HyperspectralHuan Jing-1 CCD Multispectral または Hyperspectral Sensor 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • IKONOSIKONOS 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Jilin-1Jilin-1 波長範囲を使用して 3 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • KOMPSAT-2KOMPSAT-2 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • KOMPSAT-3KOMPSAT-3 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Landsat TM および ETM+TM および ETM+ センサーからの Landsat 5 および 7 の波長範囲を使用して、6 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Landsat OLILANDSAT 8 波長範囲を使用して 8 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Landsat 9LANDSAT 9 波長範囲を使用して 8 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Landsat MSSMSS センサーからの Landsat 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • PlanetScopePlanetScope 波長範囲を使用して、5 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Pleiades 1PLEIADES-1 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Pleiades NeoPleiades Neo 波長範囲を使用して 6 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • QuickBirdQuickBird 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • RapidEyeRapidEye 波長範囲を使用して 5 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • Sentinel 2 MSISentinel 2 MSI 波長範囲を使用して 13 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • SkySat-CSkySat-C MSI 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • SPOT-5SPOT-5 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • SPOT-6SPOT-6 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • SPOT-7SPOT-7 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • SuperView-1SuperView-1 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • TH-01Tian Hui-1 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • WorldView-2WorldView-2 波長範囲を使用して、8 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • WorldView-3WorldView-3 波長範囲を使用して、8 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • WorldView-4WorldView-4 波長範囲を使用して、4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • ZY-1 Panchromatic/MultispectralZiYuan-1 Panchromatic/Multispectral 波長範囲を使用して、3 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • ZY-3 CRESDAZiYuan-3 CRESDA 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • ZY3 SASMACZiYuan-3 SASMAC 波長範囲を使用して 4 バンドのモザイク データセットが作成されます。
  • カスタムバンド数と各バンドの平均波長は、[プロダクト バンド定義] パラメーター (Pythonproduct_band_definitions) を使用して定義されます。
String
プロダクト バンド定義
(オプション)

バンドの定義。 波長範囲の調整、バンド順序の変更、および新しいバンドの追加により、[プロダクト定義] を編集します。

Value Table

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力モザイク データセット

更新されたモザイク データセット。

Mosaic Dataset