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Apache の構成

Apache を構成する前に、IBM Cognos Business Intelligence を Apache HTTP サーバー (または Apache ベースの Web サーバー) と一緒に動作するように設定し、IBM Cognos のエイリアス名を ibmcognos にする必要があります。

Apache の構成の詳細については、「Apache の構成について」をご参照ください。

環境内にある EM4C ゲートウェイの各コンピューターに対して、次の手順を完了する必要があります。

Apache の構成ファイルの変更

Esri Maps for IBM Cognos を実行するには、Apache の主要な構成ファイル (httpd.conf) を変更して、適切な Esri Maps for IBM Cognos のエイリアスとスクリプト エイリアスを追加する必要があります。

開始する前に (使用環境に関連する) EM4C cgi-bin ディレクトリを書き留めておきます。次のいずれかです。

  • <em4c_location>\cgi-bin
  • <em4c_location>\cgi-bin-64bit

次のサンプル コードでは、cgi-bin というスクリプト エイリアスと em4c というエイリアスを作成します。Esri Maps for IBM Cognos を正常に機能させるために、これらの名前は変更できません。次の手順では、Esri Maps for IBM CognosC:\Program Files (x86)\esrimaps\em4c にインストールされていて、Apache 構成ファイルに変更を加えるのは、Apache のインストール場所に書き込みアクセス権を持つユーザー (例: 管理者) である場合を想定しています。em4c/cgi-bin スクリプト エイリアスを em4c エイリアスの前に定義し、Esri Maps for IBM Cognos のエイリアスを IBM Cognos のエイリアスの前に定義することが重要です。

次のエイリアスを追加したら、Web サーバー プロセスを再起動します。

ScriptAlias /ibmcognos/em4c/cgi-bin “C:/Program Files (x86)esrimaps/em4c/cgi-bin-64bit”
<Directory “C:/Program Files (x86)/esrimaps/em4c/cgi-bin-64bit”>
AllowOverride None
Options None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>

Alias /ibmcognos/em4c “C:/Program Files (x86)/esrimaps/em4c/webcontent”
<Directory “C:/Program Files (x86)/esrimaps/em4c/webcontent”>
AllowOverride None
Options None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>

注意:

環境内で Windows 認証が有効になっている場合は、次のフォルダーで [匿名認証] が有効になっており、[Windows 認証] が無効になっていることを確認します。

  • <em4c_location>\webcontent\emf\3.16\esri\
  • <em4c_location>\webcontent\emf\3.16\esri-maps\
  • <em4c_location>\webcontent\esrimap\
  • <em4c_virtualdirectory>\emf\3.16\esriMapsX\

ファイル アクセス権限の設定

ほとんどの環境では、Apache は Windows のサービスとしてインストールされます。Apache のドキュメントでは、Apache サービスを実行するために (権限を減らした) 別のアカウントを作成することを推奨しています。このアカウント (ローカルまたはドメイン) には、必要に応じて EM4C のテクノロジがコンテンツにアクセスして変更できるように、EM4C の temp ディレクトリおよびファイルへの特定のアクセス権限が必要です。

Windows 2008

  1. Windows エクスプローラーで、Esri Maps for IBM Cognos の temp ディレクトリを右クリックして、[プロパティ] を選択します。
  2. [temp のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[セキュリティ] タブをクリックします。
  3. [セキュリティ] タブで [編集] をクリックします。
  4. [temp のアクセス許可] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。
  5. [ユーザーまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで [場所] をクリックします。
  6. [場所] ダイアログ ボックスで、<Apache サービス アカウント> の正しい場所を選択して、[OK] をクリックします。
  7. [選択するオブジェクト名を入力してください] テキスト ボックスに、「<Apache サービス アカウント>」を入力して、[名前の確認] をクリックしてアカウントが見つかることを確認します。
  8. [OK] をクリックして [ユーザーまたはグループの選択] ダイアログ ボックスを閉じます。
  9. [temp のアクセス許可] ダイアログ ボックスの [グループまたはユーザー名] 領域で [<Apache サービス アカウント>] を選択し、<Apache サービス アカウント> のアクセス許可の [変更] の横にある [許可] をオンにします。
  10. [OK] をクリックして、[temp のアクセス許可] ダイアログ ボックスを閉じます。
  11. [OK] をクリックして [temp のプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。